nanashiの一人語り

とりあえず適当に。

進撃の巨人33巻 すべての犠牲は地鳴らしを止めるため。


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第131話 地鳴らし

第132話 自由の翼

第133話 罪人達

第134話 絶望の淵にて

 

 

「島を…エルディアを救うため…それだけじゃ……ない。」

「壁の外で人類が生きてると知って…オレはガッカリした。」

 

 

 

 

分かるううううぅぅぅぅうぅっっっっっ!!!!!!

 

私もまったく同じこと思ってたっていうか、そう思ったよねみんな?

未開の地を冒険したい気持ちわかるぜ。

でもそこは未開の地どころか島よりずっとずっと文明、技術が発達した場所だったわけで。

自分は世界全体から見たら色んなことに後れを取ってる極めて無知で小さな存在に思えるその気持ち分かる!!!

…エレンはそこまでは思ってないかもしれないけど。

 

エレンが地鳴らしをした理由は仲間たちを守る為だけでなく、アルミンの持ってきた本に書いてあった世界を人類がいない状態で見たかったって理由もある?

そこにいた人を殺して夢見てた世界から退場させ、建造物も全て踏みつぶすことで歴史を消し、未開の地の世界にすることも望んでいた…と、解釈しました。狂気をはらんだ純粋な心ともいうべき…か?

エレンが先の未来で見たという景色はこの景色の事なの?もっと感動的な意味を期待したのに残念。

最近のエレンってすっかり悪のカリスマ的存在になっていて頭もキレて男らしいフェロモンも出てきたかと思ったけど、もし地鳴らしの理由にそれがあるのなら…ちょっと興ざめしちゃう。あ、漫画にじゃなくてエレンという男の子に対してね。私がただゆがんだ解釈をしている可能性も大いにある。

 

 

…とまぁ色々あってアルミン♡アニはめでたくカップルになりました(!?!?)

こういう展開も早いな!!そらミカサもビックリだわ!!!

この二人の甘酸っぱい会話シーンは見てて不思議な感覚でした。だってこれ進撃の巨人よ?(笑)

主要キャラがどんどん死んでいくからいったい誰を推しにしたら心が傷つかなくて済むんだろうと悩むことで有名なあの進撃の巨人よ!?笑 

…えっと、とにかくアルミンとアニって凸凹がかみ合ういいカップルだよね。

 

み…みんなのフロックパイセン キタァアァァァァァァァッッッ!!!! 

案の定生きてた!!!

進撃の巨人:執念深さランキングの上位に入る勢いだ!!

1位のリヴァイと遜色ないぞ!!!

見事に燃料タンクに穴開けてみんなの邪魔して島と島のみんなを守ろうとして、死んだ。

最後の最後でちょびっとこみ上げてくる同情心。ちょびっとね。

 

…でフロックパイセンのお陰でハンジがここで犠牲となるんですがね!!!!

これ最初読んだときめちゃくちゃフロックに恨みの感情が湧いた(笑)

あいつがあんなことしなかったらハンジも一緒に行けたのに!!!…って。

でも2回3回と読んでいくうちに、ハンジはようやく解放されたのかもと思うように。

エルヴィンから団長のバトンを渡されてからハンジはずっと大変そうだった。

っていうかそれまでの調査兵団とやること自体が(無垢の巨人を駆逐してから)全然違うもんなぁ。エルヴィンが団長だった頃はハンジも活き活き伸び伸びしてたけど、団長になってからは外の世界の事や、部下の事、エレンを導いてあげれなかったことなど色んなことがハンジにのしかかっていた。

ハンジが疲れている描写が何回もあったもの…。

まぁそれでもハンジなら何とかやれたんだろうけど、”順番”が来てしまったのよね。

ハンジ本当にお疲れさま。最後亡くなった仲間とのああいうやりとりを先生が作ってくれたのも先生のお疲れ様の想いがあるからなのかなと勝手に思っております。

この仲間の中には初期の頃の人たちも描かれていて、なかなかニクイ演出です。

サシャがあえてこっちを向かずに飛んで行く飛行艇を見つめているのもいい。

そしてハンジのすぐ近くにハンジの遺体が巨人によって潰されたであろう血の跡っぽいのがわざわざ描かれてあるって皮肉ですか先生。

  

皆と話すエレンはなぜか子供姿に戻ってしまっているけど、どういう影響でそうなったんだろう。

二人が並んだ姿はまるでエレンを始祖ユミルが利用しているようで、すっかり悪の親玉的存在に見える(笑)

あれ、この子可哀相な子ポジションだったよね…?

 

もしかしてこの子供姿のまま最初(1巻)に戻るのかなぁ?

「 いってらっしゃいエレン」と髪の短いミカサに声をかけられ目を覚ます子供時代のエレンに戻るのかな?

エレンが初めて始祖の巨人の力を使った時もミカサのマフラーを「オレが何度だって巻いてやる」とか言ってたのは実はその暗示?

当時はこの先の未来を言っていると思ってたけどループしている世界? 

 

ファルコはもはやエレンの手駒となってしまったジークの脊髄液の影響で羽の生えた巨人になる…らしい。彼らがミカサ達に合流することでジークへの攻撃の手掛かりになるんだろうか。だって始祖エレンが出現させた獣の巨人にジークが入ってるように見えないのよね。羽の生えた巨人とかどんなビジュアルになるんだろう。…楽しみ♡

作中で何度も鳥が描かれていたのは最後に鳥ファルコとガビの働きによって話に大きい影響を与えると言う事なのかな。今、文字を打っていて思った。最初は先生は鳥が好きだからよく描いてるのかなと思ったけど、ここへきてファルコの巨人が鳥モデルになるってことは重要な意味を持つに違いない。

 

 

アニイイイィィィ!!!

良かったな父ちゃん生きてたぞ!!!もう死んだと思(ごめん)

戦士となった子供たちが戦う姿を見れるなんて良かったですねとは言えないけど(笑)勇気をもらえたのでは。ライナーのお母さんなんて正直気持ち悪かったから、今回の事で自分のやっていた事に気付くことが出来て良かったよね。

 

 

33巻最後のセリフはアルミンの

「エレン…もう一度質問させてくれ。「君のどこが自由なのか」って。そこから引きずり出した後…」

 

はっ!!

こういうセリフがあるってことはエレンは自由じゃなかった??

未来を知れるからこそ自由が無い??

浮かない顔の日々だったのは不自由な状態だったからということ…?

未来の自分がするからするに決まってるってエレンの心の声がそれを表しているのかしら。

アルミンは”自由意志”で、エレンは”自由意志ではなく”この場にいるということを意味しているのかなぁ。

 

33巻終わり。

 

はぁ…。人がどんどん地鳴らしによって死んでいく…。

みんな逃げて踏みつぶされて…。

ラムジーの踏みつぶされる姿は先生気合入ってたなぁ…。

だからこそ子供エレンの「自由だ」の爽やか極まりない絵の不気味さが引き立つ。

 

目の前に迫る地鳴らしの恐怖に、自分たちがいかに問題から目をそらし、パラディ島に住む人たちを憎しみの対象に利用しようとしていたのか認める言葉があったけど果たしてそれは地鳴らしを止めたあとも続いてくれる気持ちなんですかね。

もしその気持ちが本当で、沢山の人が持ち続けてくれたのなら世界はついに変わり始めることが出来るんだけど。

 

次回はついに最終巻。

寂しいけど…彼らの苦しみを思うと終わってほしいとか思っちゃうのよね…。 

話が続く限り彼らの苦しみが長引くわけだし…。

世界が納得する解決策など存在しないとさえ思うようなこの問題を最後にどう持っていくんだろう。

 

 

最後に…進撃の巨人のアシスタントの皆さん!!気の遠くなるほどの数の逃げ惑う人間を書いてくださったお陰でリアリティが増しました!ありがとうございます!!


次回、最終巻。

 

 

 

 

 

 

 

進撃の巨人32巻 マルコの最期の言葉「まだちゃんと話し合ってないじゃないか」


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第127話 週末の夜

第128話 裏切り者

第129話 懐古

第130話 人類の夜明け

 

いやぁ~泣いたわ。

クライマックスでもないのにこんなに泣くとは…。

 

エレンを止めるためにかつての仲間が集まり、そして敵国相手とも協力し合う。

このメンツがそろうなんてハンジの言う通り、誰が予想できたんだろう。

このメンツとやらのメモ。

 

パラディ島

ハンジ ミカサ アルミン ジャン コニー リヴァイ

マーレ

マガト ピーク ガビ ファルコ ライナー アニ

義勇兵

イェレナ オニャンコポン

 

 

 

パラディ島側からしたらエレンを止める=島の人間を全員滅ぼされる事、になる。ここで分かれるんだよね。それでも世界を救いたいハンジ側(ミカサはエレンにこれ以上虐殺させたくない)と、世界を滅ぼして文明の進化をあきらめ、世界から向けられる憎悪から解放されて新しく一から作り上げていこうとするイェーガー派。

フロックは進化の欲を断てばいいみたいなこと言っていたけど、それはできないでしょう。そもそもあんたが今所属している調査兵団自体がそれが出来ないことの現れでしょうが(笑)

 

マルコの死の真相がライナーの口から語られ、ジャンがライナーをボコボコにするところさ、あれはジャンの気持ち伝わってくるよね。マルコの存在がどれほどジャンにとって大きいのか読者は分かってるもの…。

それにしてもこのエピソードをジャンがイェレナに話していたことに驚きなんですけど。

 

ハンジたちは始祖エレンに近づくためアズマビトの飛行艇がある港へ向かう。…けどここも(もはや)みんな大好きフロックらイェーガー派に占拠されていた。フロック…。ここまでくると読んでてつい笑った(笑)

彼の言うようにやってしまったからには途中で止めると全世界からの報復が待っているわけで。でもあんた嫌なのよ、下品だから。下品な奴は成功しないらしいぞー。

 

という事なので飛行艇とアズマビトを守りつつ、船が出航するための整備をする時間を稼ぐ必要があるわけで。

でもコニー、ミカサ、ジャン、アルミンはイェーガー派を殺すことに抵抗がある。

前にもこんな事あったよね、アルミンがジャンを守るために人を撃ったあの時。

エレンがロッドレイスに狙われていたもはや遠い昔…。

ただあの時とは違って今回は訓練兵からの同期など、いうなれば身内殺しに近いものがある。仲間だった人間を殺すのはつらい。でももう仲間”だった”存在なわけで。今は”今”の仲間を守るために殺さないといけない。

ライナーが思い出したエレンの言っていたこと。

「やっぱりオレは…お前と同じだ」

きっとこういう意味だったんだ。エレンはとっくにこの決断をしてたんだよね。

ライナーがコニーたちの想いを否定せず、意思を尊重する辺り成長を感じる…。

 

あぁそうか、ベルトルトのあの心からの叫びはこういう気持ちだったのかー!!!
何で仲間と思っているならこんなことするんだよって思ってたけど事情が違うと見る景色も変わり行動も変わり、それぞれの道へ分かれるんだな…。

 

ミカサ達一行は飛行艇を整備するため、いったん船で飛行艇をけん引してアズマビトの所有する海岸都市オディハにある格納庫に向かうことに。

ここで吐露するアニの悲痛な思い。

「もう…戦いたくない。あんた(ミカサ)と…殺しあいたくない。あんた達とも…エレンとも…」

好きで人を殺したのではなく、理由があったから。守るものがあるから戦ってきた。

ミカサはエレンを止められなかったときどうするんだろう。

 

…で、エレンがこれまで裏でやってきたことが少し明かされたんだけど…これ泣かずにいられん!!!

ていうかフロックだけでなくヒストリアもこの計画知ってたんかい!!

改めてヒストリアの旦那さんがちょっと哀れに思ってしまった。

ミカサの気持ちはバレちゃってたのね。自分はミカサにとってなんなのか、ミカサへのあの質問の答えにイマイチ納得できなかったからエレンがジーク兄さんに聞いてみていたと。

じゃあジーからしたらミカサを見た時(あっ…この子ね)とか思うのか、恥ずかしいぞそれ(笑)

ジーク兄さんとこれが最初で最後の恋バナだったな…(笑)

 

エレンはサシャを含めてみんなが幸せに生きていってほしかったのにね…。

 

終盤の地鳴らしに向かう巨人たちが怖い!!!

アニメでこの様子はすでに描写されていたけどif…の世界と思ってた。

まさか実現する出来事だったとはね…。

船のデザイン描くの大変だっただろうな……

 

…とか言ってる場合じゃない!!!!!

31巻表紙に写ってたヤツの全貌が明らかにっ!!!!!!

 

 

 

ほらあぁぁぁー

案の定キツイじゃああああぁぁーん

絶対キツイやつだと思ったもーん

 

 

 

なんでこんなデザイン思いつくのよ?
もうホラー漫画だよ怖すぎる…。始祖の巨人の体に申し訳程度にくっついてるのがまた…。

ジークはどの辺にいるんだろう。

こんな怖いのがサイズも大きいって絶望しかないんですけど。

壁の中にいた巨人と比べてあのサイズって…。

 

世界連合艦隊とかいう世界最高の力をもってしても全く通用せず、これはもう間違いなくミカサ達しか止めることは出来ない。

世界はこの状況にどうするつもりなのか。

 

32巻終わり。

 

マガト元帥…

ジャンと口論になった時はこいつ…!!!と怒りを覚えたけど、ちゃんと非を認めて謝ってくれた。最後は未来を子供たちに託し、殿(しんがり)をつとめてくれた。

ありがとうございました!シャーディス教官も最期までありがとう!お疲れさまでした!!

殿(しんがり)goo辞書より

退却する軍列の最後尾をにあって、敵の追随を防ぐこと

サシャ父が言っていた「過去の罪や憎しみを背負うのは我々大人の責任や」って 

言葉を思い出しちゃった。

 

あとファルコの行動にも泣けた!

まだ幼いのにアニとライナーがピンチだからちゃんと自分も役割を果たす!っていうあの気概が素晴らしい。

ピークが止めてもちゃんと自分の意思で二人の元へ向かっていく様に胸打たれました。

 

 

…あ、フロックは…あれは死んでないな。アイツがあの程度で死ぬヤツではない!笑

 

 

33巻に続きます。

 

 

 

進撃の巨人31巻 進撃のスクールカーストのエレン見るとホッとする(笑)


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第123話 島の悪魔

第124話 氷解

第125話 夕焼け

第126話 矜持

 

裏表紙からエレンが消えた…。

 

まずはミカサ達が初めてマーレに降り立った時の話。

「ユミルの民 保護団体」という団体があるので、その団体を通してパラディ島が和平を望んでいること、そして全然怖くないですよ~というアピールを考えているみたい。

…だけどその人たちも結局はパラディ島の人たちをせん滅することを望んでいた…。

パラディ島に住む人間を全員殺すことが世界が望んでいることなんだと改めて実感。

エレンもこれで腹をくくったのかな。

エレンの問いにミカサが素直な気持ちで答える世界線見てみたい。

 

地鳴らしが発動してついにエレンの真意が明かされる。

エレンは島のみんなを守るために地鳴らしを発動させた…。マーレに降り立った時、自分がいずれここにいる人たちの命を奪う…そう思ってたから暗かったのかな。

涙も流してる描写もあったし。ミカサやアルミンを突き放したのもこのせいか。

島の外にいる人間全員を殺すなんて正気でいられないよ…。

でも自分の大切な人たちを守るためにエレンは決めたんだ、守るために他の全てを犠牲にすることを…。

その覚悟を現した巨人エレンの表情にみんな少なからず恐れを抱いたのでは。

魂のこもった見開きに先生の進撃の巨人という作品に対する想い、エネルギーが凝縮されているようでずっとこのページを開いてられないです…。

あの絵ほんと凄いよね…。

 

巨人化したナイルのお陰でカヤとわだかまりがとれたガビ。

 良かった良かった!ナイル…意識してないとはいえありがとう…。

ガビってさ、前髪の感じはミカサっぽくて顔や性格はエレンっぽいよね。

ガビが鏡に向かって気合入れて髪くくるのはエレンの時と被せてるけど、それってこの状況をどうにかするのにガビが大きく絡んでくるってことか…?

 

 

アニー!!!久しぶりー!!!!

回想シーンでちょこちょこ出てたけど、リアルタイムアニはエレンとウォール・シーナで戦って以来だわ。この時一瞬だけ映った父親とのエピソードやどうしてアニはこんなにテンション低い女の子になってしまったのかが語られ、謎だったことの回収がどんどん進んでいるのを感じる…。もうすぐ終わるんだなぁ…お父さんにまた会えるのかアニは…。

水晶体って解いたらビショビショになるのね。

 

そしてそしてそしてー!!!

死にぞこないキタ――(゚∀゚)――!!(なつかし)

ハンジありがとうー!!!全てのリヴァイファンから感謝のメッセージが届いていることでしょう!!

でも武器はもう右手で握れなくなってしまったな…あの包帯の下もバッチリ大きな傷が残っているのでしょう。まぁ生きてるだけでいいんだけどね。

 

かつての仲間が集まってまた協力し合うこの展開…アツい!!!

 

 

31巻終わり。

 

30巻でエレンが言ってたあの景色とは地鳴らしで世界を攻撃する景色なのかな?

それとももっとその先、この展開に世界が考えを改めて、エルディアもマーレも力を合わせてみんなでエレンを倒して、そして関係をまた新たに作っていくとかそういうの期待するわ…。

っていうかエレンのあの状態ってどういえばいいの?

始祖の巨人状態ってことでいいのかな???

全身の一部しか映らなかったけど表紙を見る限りか~な~り不気味な姿なのですが…。

ちょっと今回は次が楽しみとか言えないわ…。あの姿が近くで見るとどんな感じなのかあまり知りたくない(笑)

 

あとアルミンが”行動”で示したあのシーン。

泣いてしまった~!!

ずっとエルヴィンの代わりに生き残ってしまったことがプレッシャーになってたもんね。団長の代わりにだもん、そりゃプレッシャー半端ないよ。

でも自分が本当に生き残るべきじゃなかったかどうかなんて死ぬときにしか分からないよ。だから最後まで頑張るしかない。

 

フロックはどこまでヒール役になるのだろうか。

読者からかなりのヘイトを集めて、フロックのこの先の展開に少しワクワクしている。

 

32巻に続きます。 

 

 

 

 

進撃の巨人30巻 とりあえずこの世を終わらせ始めたってのは間違いないです。


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第119話 兄と弟

第120話 刹那

第121話 未来の記憶

第122話 二千年前の君から

 

 

はぁ…。

29巻で始祖ユミルについて早く知りたい、この場所の説明が楽しみ!!!!

とか言ってたけど想像の斜め上すぎてクタクタになりました(笑)

 

さてさて、30巻はエレンとジークが接触をしようと奮闘しているところからスタートですね。

エレンのピンチにジークは毒ワインを飲んだ人たちを”叫び”で巨人化させようとするところでエレンがそれを止めようとする描写が。

エレン…。

コルトのお願いも届かずジークは叫びの力を使い、馴染みのキャラたちがここで一斉に巨人化。…先生、相変わらず潔い。

 

弟を思うコルトの姿に読んでて早速ホロリ…。

急いで離れたら命は助かったかなとも思ったけど、大事な人が巨人化するときに離れようとするなんて実際は難しいよなぁ…。 

 

ファルコが引き継いだ巨人は顎の巨人だった。最後に兄のマルセルの想いを知ることが出来て良かったよね。お陰でライナーはまた生き延び、ファルコも人間に戻ることが出来た。

 

エレンの首が跳ねるシーンであえてジークの落胆する表情で119話を終わらせたのはエレンと違ってジークは先の事を知らないから、だからこういう風な終わらせ方をしたのかなと勘ぐってます。

 

で120話。ついに表紙の謎の空間に。

この世界では現実の時間は流れず、始祖ユミルが巨人の力を人間が欲するたびに土で作ってくれているらしい。(手作業) 

しかも鍵の存在だったジークはこれまで散々悩ませてきた「不戦の契り」を無力化することに成功(!)なのでジークがエレンに固執しなければ安楽死計画はとっくに実行されていた。

 

グリシャの記憶を巡る旅にでたジークとエレン。

ここで進撃の巨人の"特性"が明かされるわけですが、それは”未来の継承者の記憶を見ることが出来る”というもの。いやぁ~この特性ひと癖あるよね…、過去を見るんじゃなくて未来を見るんだもん。すべて見れるわけではないみたいだけど。

”未来”って所が進撃の巨人らしい。

 

グリシャに進撃の巨人を継承させたエレン・クルーガーがミカサとアルミンの名前を知っていたのはこの特性によるものだったのね。

つまり、グリシャは未来の継承者であるエレンの記憶も見れるということ。なのでグリシャには未来のエレンがどういう事をするのか見えたって事になる。

 

グリシャはエルディアの未来のためにエレンの言う事に抵抗がありながらも、レイス家から使えないと分かっている始祖の巨人の力を奪った。でも自分のしてしまったことが恐ろしく、何故か姿を見ることが出来るジークにエレンを止めるようお願いする。

 

ジークがエレンをグリシャの記憶の旅に連れて行ったことで、都合のいい記憶だけをグリシャに見せることができ、過去に影響を与えた…って自分でもまだこの辺りが理解追いつかないんだよなぁ…。で、エレンは4年前にヒストリアに触れた時にグリシャが見た未来の継承者であるエレンの記憶を見たようで、それは一体どんな光景なのやら。グリシャ曰く恐ろしい光景らしいですけども。

エレンが未来の継承者の記憶が見れないのは、進撃の巨人を継承するのがエレンが最後の人だからってことでいいのかな?

 

122話のタイトル、”二千年前の君から”

ここでこのタイトル来たかっ!

1話のタイトルが”二千年後の君へ”だから

アンサータイトルですね(?)

 

このタイトルにふさわしく、始祖ユミルと呼ばれることになる少女の人生のお話。

住んでいた場所が奪われて奴隷として過ごしていたユミル。

してもいない罪を着せられ逃亡の際に謎の木の中に落ち、水?の中にあった何かと繋がったことで巨人化。
何だこの魚の骨みたいなやつは!!!

こいつが巨人化の源?原因?ってやつか!!

 

そしてこの木の周りはジークが言っていた世界でもパラディ島にしかないと言われている巨大樹が生えてるし、やっぱりこの巨大樹は巨人化と何か繋がりがあるんだろうか…。

それにしてもこの時代のフリッツ王が胸くそすぎて30巻を引きちぎりたくなる。

 

娘らが巨人の力を引き継いだことでユミルはあの空間で永遠に巨人の体を作るという作業を繰り返すことになった…と私は解釈しましたが合ってる?力が継承されなかったらあの空間に行かず、ただ死ぬことが出来たんだろうか。

エレンがこの場所までこれたのは始祖ユミルが終わらせてほしいと望んだからのようですね。

二千年間ずっとここに一人、砂で巨人作り続けてきたって…。「道」を通じて始祖ユミルから巨人の体が送られてくるとかクサヴァーさんが言ってたけど、それには長い長い手作業があっての事だったとはね…。

二千年かかってやっとエレンが来てくれたんだ。

 

現実世界に戻ったエレンは、ユミルの力を借りついに”地鳴らし”を発動させる…。

 

 

30巻終わり。

 

ピクシス司令が巨人化…。3巻でエレン達を殺されるのを止めてくれてありがと~!!!

 (まぁ最後には見限ったけど…)

 

120話で沢山の記憶が映る中に進撃のスクールカースト版のミカサとアルミンがいるのですが(笑)絶対諫山先生ふざけるはずと思って探したらやっぱり!!(笑)

先生のそういうところやっぱり好きだよね。

 

グリシャがいうには予てより進撃の巨人の継承者は何にも従うことは無く、それは王の独善に抗うためだとか。

ってことは、進撃の巨人の歴代の継承者は皆大体エレンのような性格だったってことかな。進撃の巨人を継承する人たちはみんなエレンみたいな反抗期の化身(ハンジ曰く)のようなヤツって事か…。でもグリシャはエレンほどのきかん坊には見えないけどね。

 

娘たちに人肉食わせるところはアニメですでに描写されていたので、ここでやっと出た話がもうあの時点であったのか…と感慨深くなりました。2期のEDだったっけ?

長女マリアは父であるフリッツ王を睨み、ローゼとシーナはイヤそうな顔でマリアの事を見てますね。あえて分かりにくく描いてるところがまたいい。

全然関係ないかもだけど、ユミルに罪をなすりつけた人数が13人なのは何か意味があるのかな? 

 

さて、ついに地鳴らしが発動し、壁の中の巨人が一斉に出てきたわけですが、この展開を調査兵団のみんなはどう解決するのやら。

諫山先生はこの展開をどう持っていくのか楽しみです。

私には予想してみるどころか想像もできない…;^_^A

 

二千年前の君(始祖ユミル)から二千年後の君(エレン)へ、でした。

 

31巻に続きます。

 

 

 

 

進撃の巨人29巻 車力の巨人の顔がだんだんクセになってきた


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第115話 支え

第116話 天地

第117話 断罪

第118話 騙し討ち

 

 

”エルディア人の安楽死計画”

これが28巻で明るみになって私もなるほどそうきたかと思ったわけですが、29巻読んでると

 

あれ…?この考えに賛同するキャラ全然いなくね…?

 

アルミンとかすっごい笑ってたし。

え…私ちょっと恥ずかしい…。

みんな逞しかった。

 

で、まずは前回ラストでリヴァイと共に雷槍をくらったジークですけども…。

えっ、この女の子が始祖ユミルなの?ずいぶんみすぼらしいように見えるけど…。

もっと神々しい人じゃないのか?

何もない空間から巨人が出現して、二分の一サイズになったジークを自ら裂いたお腹の中に取り込み、ナゾの空間にて土で体を形成する作業をして、終わったら元の場所にポイ…って何じゃそら!!??

何コレ何なのこの仕組みは???

どうしてこんな事思いつけるの先生!!??

まぁとりあえずあの女の子については次の30巻で分かるはず。

だって30巻の表紙にいるから…(笑)

 

で!で!で!

肝心のリヴァイは…

やっぱり生きてました!!良かった~!!!

ハンジが生死の確認をさせまいとしてたから生きてる。

進撃の巨人だからちょっとよぎったけどホントに良かった。

ただ、何らかの後遺症はあると思うし傷とかもどう残ることやら。

タイミングよくジークが戻ってきてくれたお陰でリヴァイを連れてハンジはイェーガー派から逃れることに成功。弾が当たってないといいんだけど。

 

ピークと対峙するエレン。

ピークの脅しに全く動揺せず、29巻表紙のように銃口に頭くっつけちゃうんですけど、正直言うとグッときたのは私だけでないはず。

確かにピークがそのタイミングでエレンを殺してしまったら、どのユミルの民に始祖の巨人の力が宿るか分からなくなって大変なことになっちゃうもんね。

それにしてもピークはエレンを外に出させることに成功してるし、大事なことにもちゃんと気付くし戦士としてすごい優秀だわ…。彼女が壁の中で生まれてたらとんでもなく頼りになるのに。

 

イェレナの口から”安楽死計画”が語られ、やっとミカサ達も計画を知ることに。

その計画通りにいくと、ジャンが言うようにこのまま人口が減り続けていずれ老人ばかりが残ることになる訳だけど、そんな状態で他国の攻撃からどう国を守るつもりなのかとの疑問に、イェレナはヒストリアの子供が天命を全うするまで数名のユミルの民が始祖の巨人の力を継承すれば…と答える。

ん?これって結構リスキーじゃないか?改めて考えると。

子供を産めないようにしようという考えがちゃんと最後の最後の人まで受け継がれていくかな?余りにも不確定すぎる。

それならば計画立案者のジークが存命する間に始祖の巨人の力でユミルの民全員の体の構造を変えてすぐ死なせるようにした方がまだ現実的で確実な気がする。

まぁそれが出来るかどうかは置いといて、とにかく今の考えのままじゃ中途半端な安楽死計画になりそう。

 

イェレナから計画を聞いたアルミンが、あのエレンがエルディア人が子供を一切作れなくなることを望んでるなんてありえない!!って言ってくれたお陰で、何かハッとするものがあった。私は何か大きな勘違いをしていたんじゃないかって。でも考えるの怖いし、驚きたいからやめとこう(笑)

アルミンはエレンの真意にある可能性が頭によぎった様だけど、何だろうね。22巻のエレンのセリフに何かヒントがあるみたいだけど。海の向こうにあるのは自由じゃなく敵だったとか何とか言ってたっけ…。

 

ライナーがマーレを急がせたお陰でシガンシナ区は思ったより早くレべリオの時のような戦場に。7つの巨人が戦場にいるわけだもん、そりゃ戦いが派手になるわ…。

エレンからしたら余計なことしやがってって感じかな。

29巻のラストはピークとマガト元帥の騙し討ちにより激マズポイントを撃たれたジークだけど、これは生きてるでしょう。じゃないと話の展開がおかしくなっちゃうもん…(笑)

 

 

29巻終わり。

 

あああ~始祖ユミルのいるあの場所は何なんだー!あれが今まで言われてきた”道”という場所らしいけど早く説明が聞きたい!!!

 

そしてイェレナの顔芸の理由の説明も聞きたい!!!あれどういう意味!?笑っていいの?笑っていいのかわからずとりあえず保留してます。

イェレナを見てるとデスノートの魅上 照ってやつ思い出す。

夜神月(キラ)を神と崇めてたアイツ。

同じ人間なのにねぇ…。

 

同じ人間といえば、やっっっとガビも壁内の人間が悪魔ではなくただ”人”がいるだけってこと分かってくれた。長かった…。ガビは新しい時代の為にもこの世界の真の神である諫山先生が生かしておくはず!(多分ね★)良かったなガビ!

 

ファルコの愛の告白はこれが進撃の巨人って事忘れそう。

久しぶりにこの漫画でキュンと来たわ…。

でもファルコは毒ワイン飲んじゃったわけだし、いつ巨人になって暴れだすか分からないから言っておかないとね…。エレンの手紙の事も白状して彼もようやくスッキリしたことでしょう。

29巻最後のコマが少年少女の照れた表情で終わって独り身の私には眩しかったです。

 

 

30巻に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

進撃の巨人28巻 攻めの思想と守りの思想


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第111話 森の子ら

第112話 無知

第113話 暴悪

第114話 唯一の救い

 

 

前回の終わりにエレンの脱獄を手助けした兵士は100名余りにものぼるそうで、結構幅利かせてたんだな…。

 彼らは兵団が決断を先延ばしにすることや、裏でエレンの巨人の力を他の兵士に移そうとする計画を進められていたことが離反のきっかけになったみたい。

 

この後ハンジたちとサシャの両親、家族、そして今お世話になっているガビたちがレストランにそれぞれの理由で偶然集まるわけだけど、こうなるよう27巻でちゃんと伏線が張られててちょっと驚き。

 

そのレストランで料理人のニコロがサシャを殺された怒りでガビをワインでぶん殴ろうとするんだけど個人的にサシャは凄くお気に入りのキャラだったので申し訳ないけどぶん殴ってほしかった(ごめんなさい)…けどぶん殴られたのはガビをかばったファルコで、本当に彼はなんて健気なガードマンなの…!

そしてここで二人の人生が変わったな…。

 

まぁ結局ガビはニコロに殴られたのでもうこれでサシャの事は飲み込もう…。

なんて思ってたら、サシャ父の言葉に感動。

サシャが殺されたのはこの世界情勢のせい(実際はもっとセンスのあるセリフ)と考え、ニコロを諭した…。

ううう…泣いちゃうよ…なんて深い考えなの。自分が恥ずかしい…。

サシャを思って泣いている人たちの姿を見てガビの心に何か芽生えたかも?

 

はぁ~…、しんみりして次のページめくったらとんでもないセリフで111話終わりやがった…!

27巻に憲兵たちがワインを飲む描写が割としっかりあったけどそういうことだったのか…!アイツどんだけ脊髄液提供してるんだよ!!!

脊髄液ってよく知らないけど(よく知らない人の方が大半)そんなにたくさん取れるものなの…?

まぁ巨人の力でジークは基本死なないけどさ…。1本のワインにどのくらいの量入れたら毒ワインとして成立するのだろうか…。恐ろしい…。

そして飲んでしまったファルコは恐らく何らかの巨人を継承すると思われる。

 

この恐ろしい状況に頭がポカーンとなってたら、デビュー当時のジャスティンビーバーさながらのヘアスタイル、フロックとその他イェーガー派がレストランに登場。

争うつもりはないと主張する兵団の申し出を断り、ハンジにジークの居場所まで案内させるつもりらしい。

エレンはピクシス司令がイェーガー派に島の命運を委ねるような賭けはしないと読んでいるらしく、これが本当にその通りだった。エレン…そんなことまで出来るようになったの…?あぁ、ここで”賭けてみる”のがエルヴィンなんだろうな。

 

で、別の部屋にてメンタリスト・エレンとやっと話すことが出来たミカサとアルミン。

っていうか冗談抜きでメンタリストになってしまったのか。二人ともどんどんエレンの口撃にボロボロになっていくぞ(※メンタリストとはそういうことをする人ではありません)

アルミンの脳や意識って何分の1かはベルトルトが介入してるの?じゃあ27巻で水晶体アニにお触りしようとしたのはきっとベルトルトのせいなんだな!きっと!!!

 

んでもってアッカーマン一族についてもメンタリスト・エレンが教えてくれた。

どうしてアッカーマン一族はあんなに強い(人外)ヤツばかりなのか。それは人の姿のまま巨人の力を引き出せるかららしい。そして彼ら一族はエルディアの王を守る意図で設計されたから、宿主と認識した人間を守ろうとする。まぁこれには色々と条件が重なる必要があるみたいだけど。「道」を通じて過去のアッカーマン一族の戦闘経験まで得ることが出来るらしく、どうりで人外の強さだったわけだ。

 

じゃあエレンの言うようにミカサがエレンに執着していたのはアッカーマンの習性だったの…?恋心(愛)ではなく???

えええ、なんか嫌なんですけどぉー。ロマンが無いよー。

 

せっかく久しぶりにエレンと喋れたのにミカサは深く傷ついたし、アルミンもエレンに殴られてボロボロだし、シガンシナ区に強制的に連れていかれるし…。仲良し3人組はどうなるんだ…。

 

場所は変わってリヴァイ。

壁内の不穏な状況を聞き、エレンを別の奴に食わすというピクシス司令の裏の計画を知る。

でもリヴァイは今まで散々仲間を犠牲にしてエレンを守ってきたわけで、今さら殺すなんて死んでいった仲間たちを思うと出来ない。うん、そりゃそうでしょう。20巻分近くエレンを守ってきたのにここへきてエレンを見限るなんて出来ないよなぁ。

…なのでリヴァイの独断でエレンではなくジークを他の奴に食わすことに。

 

決行しようとした矢先、ジークの仕掛けていた保険が力を発揮する…。

まーた先生、リヴァイにツラいことさせるじゃーん。毒ワインを飲んでしまった仲間が上からボトボト巨人となって落ちてくるなんてさ…。前の獣の巨人との戦いのときは仲間が突っ込んでいく姿を見て、今回は巨人にされ戦う…。

リヴァイが巨人にされた仲間達のうなじを見て、

(まだ…そこにいるのか…?お前ら…)

って言葉…。…もう泣きましたこれは。

 

展開がこうなってしまったことについてジークは「俺だってなぁ…こんなことはやりたくなかった…。でも悲しいよ…これは戦いや争いじゃない。…決別だ。お互いを信じることが出来なかった。だがそれも無理はない。あんた達とはあまりにも見てきた世界が違いすぎたんだ。(省略)」

また胸糞展開にしてくれたジークだけど、言ってることも分かる。いや、もっと他にやり方あるだろ!!と言いたくなるけど言ったところで理解されない、しようとも恐らくしない。待ってはみたものの何も変わらず時が過ぎ、もうその時が来てしまった。

 

 

 

 

 

 

………なんて理屈はリヴァイには通用しなかった!!!!!

 

あの巨人の数を一人で片付け(※普通は死にます)ジークと読者に睨みを利かせて登場。そしてカッコいいセリフ吐いてあっっっさりバトル終了。

…うん、やっぱり強くてかっこいい奴についていきます。

リヴァイ兵長の言う事が正しいことです、はい。

 

…でついに謎に満ちたジークの過去編。

っていってもですね、同情なんかしないです。

あれだけ仲間殺されてますから。

迫害されてたからって同情なんてするわけない。

 

 

 

同情なんて。

 

 

 

同情なんて…。

 

 

 

同情なんて……。

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけしてもいいでしょうか!!!!!!!

 

 

ちょっとだけ…!!いやぁ~、これ読者の中にはうちの家もこんな感じだったな…って人もいるでしょう。ジークがグリシャを嫌っている様子だったのがここで理解できる。

それに…。

 

あ”あ”あ”あ”-!!!

どうしよう、同情どころか考えにめちゃくちゃ同意できますです。

世界の真実が分かってエルディア人が一体どういう存在なのかを知った時から、この問題を解決するにはどうしたらいいのかとずっと疑問だったから。

 

ジークの「…何よりそもそも僕ら(エルディア人)は生まれてこなければ苦しまなくてよかったんだ」って言葉が重いっ!!!

ジークはジークなりに本当にエルディア人を苦しみから解放してあげたいっていう想いだったんだ…。

 

あの個性的なメガネはトム・クサヴァーさんの物だったのね。

21巻か22巻あたりにチラッと写ってた人がそうか。二人のキャッチボールで培ったジークの投球技術が後に大量殺人に使われることになるとはね…皮肉…。

ジークとクサヴァーさんはお互いがお互いに救われて、この残酷な世界を生きる励みにしていたようですな。

クサヴァーさんのセリフで「私が戦士になった理由は贅沢な自殺の方法に飛びついた格好に過ぎない。」ってあるけど相変わらず言葉のセンスが光る…。

”格好に過ぎない”とかよく思いつくなぁ…凡人の私だと”飛びついただけ…”で終わっちゃうよ。

 

28巻の最後は全てのリヴァイファンがギャーッ!!!!となる展開で幕を下ろすわけだけども、…もっ、もちろん大丈夫だよね???

人気投票第1位のキャラクターをまさかそんな…ねぇ…?

 

 

…………………。

 

 

 

28巻終わり。

 

”イェーガー派”をまとめるリーダー(って言っていいのか?)フロックはエレンに対して信頼等の感情が見えるけど、エレンの方は彼らの事をどう思っているんだろう。結構過激なんだよな…。言っていることに納得できることもあるけどさ、基本…下品だよね。

 

あとアルミンがエレンを殴った時の効果音文字に

ゴトオオサアンってあったけど誰ですか先生?笑

最近になって先生がこういうの入れてることを知ったので気を付けて読んだんですけど案外堂々と書いてるもんですね(笑)

 

 

まぁとりあえずリヴァイが退場しそうな雰囲気で終わりましたが

そんなこと無いでしょう^^

 

 

 

ないないっ!

 

 

 

ないよ。

 

 

 

 

 

うん……。

 

 

 

 

……でもこれは「進撃の巨人」だしなぁ…。

 

 

進撃の巨人27巻 サシャとコニーなら…コニーの方がバ…


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第107話 来客

第108話 正論

第109話 導く者

第110話 偽り者

 

 

アナログの塊だったパラディ島が港なんか完成させてた。

 

マーレの人たちのお陰だな…。これからはここが外国の人たちとの交流の玄関になるのね。

そしてやっとキヨミさんの正体が判明。アジア系とは思ってたけどまさかミカサの血縁者に当たる人だったとは。しかもこの方ヒィズル国のお偉いさんでした。そしてミカサはヒィズル国の主の末裔で次期国のトップの立場になるらしい。

久しぶりに言うけど、104期生どうなってるの?笑

ヒィズル国がこの後どう展開に絡んでくるんだろう。 

 

そしてキヨミさんを思い切って来させるキッカケを作ったのがジーク。

立体機動装置を動かす燃料である「氷爆石(ひょうばくせき)」と呼ばれる資源をエサにしてキヨミさんを釣ることに成功。(笑)

このタイミングでジークが両親をマーレに密告した理由が今回で明かされました。

なるほどと納得。

まぁでも本当のことを言っているかは怪しいけどね、ジークの事だから。

 

そして肝心のパラディ島を守るための3つの過程。

1つは「地鳴らし」を世界に見せつける。

2つめはヒィズル国がパラディ島に介入し、世界水準の軍事力に底上げする。

3つめは、王家の血を引くヒストリアに「獣の巨人」の継承。13年の任期を終えるまで可能な限り子を増やす。

 

世界に対抗するため世界水準の軍事力になるのに最低でも必要な50年の間、「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」両者の継続的な維持。

 

つまりヒストリアは13年の寿命となる巨人となり、どんどん子を産むマシーンになることを要求されたということ…。

おそろしい…(-_-;)

でもこの覚悟のヒストリアの表情がまたイイッ!!!

なんて思ってページ進めてたらあっさり懐妊していた(!)

相変わらず急すぎる展開…。

 

でもこれは誰かがヒストリアに助言した展開みたいだけどこれエレンなのでは?

さっきまでヒストリアを守ろうとする描写があったくらいだし。

それでもヒストリアは巨人にされないがために(多分)好きではなかった男性に色目を使ったということよね…。充分悲しいけどね…。

 

「地鳴らし」に頼りたくないエレン達だけど、世界の情勢がそれを許してくれない。世界がパラディ島の人たちを悪魔と思うことで団結してるなんて…。

世界の人から殺されることを目標に掲げられているパラディ島の人々…。

 

どうやらエレンが単独行動をするキッカケを作ったのはイェレナだったみたい。

どこまでが本当のことを喋っているのか分からないけど、ちんたらやっている兵政権に危機感を感じていた、というのは理解できる。27巻のあちこちに兵政権の決断の遅さを暗示させる描写があったので。

ピクシス司令との会話でやっと感情を出した描写があったけど嘘くせぇ(笑)

そもそも目に光無い奴は信用できん!(笑) 

 

そんでもってパラディ島に来てしまったガビとファルコ。

見張り役の看守のおじさんは可哀相。あれは死んでるだろうな…。

マーレでの教えが浸透しつくしているガビは見てて痛々しい。しかもサシャと関わりのある人たちと絡ませるとは。

カヤの発言でついにガビが教えに疑問を抱き始めるけど、 ガビがしたことを知った時カヤはどうなるんだろう。

 

好感度が順調に下がっていたザックレー総統がここで華々しく?退場。

おかしいな…王政権の実態を明るみにさせたときはあんなに頼もしかったのに。

あれが彼の登場シーンでMAXだったんだな…。

あの後はすっかり変態キャラになり、頭の固いぶっちゃけ立場のせいで扱いが面倒な老人になってしまった。彼は王政権というむかつく存在があったから活き活きできる人間だったのかも。

 

エレンはついに脱獄。その手助けをしたフロックたち。兵団の中でエレンを支持する危ない思想の組織が誕生しちゃっていたと。エレンはすっかり闇のカリスマ的なキャラになったね…。

 

 

27巻終わり。

 

はぁ…果たしてエレンはどういう考えで行動しているのかしら。

ダースベイダーにも見えてきたわ…。(スターウォーズ詳しくないけど)

 

 気になっていたコニーの村で起こった出来事。

 ジークの脊髄液が含まれたガスを吸ったせいでラガコ村の人々が(ジークの力で)巨人化したことが分かった。

悲しいぃぃぃなにこのやり方ぁぁぁ…。

巨人の力って何なのほんと無くなれ!って改めて思ったわ。

 

壁の中にピーク(車力の巨人)が侵入しちゃってるし、ジークの死んだふりはあっさりバレちゃってるし27巻でも相変わらず緊張感のある展開です。

 

28巻に続く。

 

 

進撃の巨人26巻 表紙カッコいいのに早速一人退場かい!


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第103話 強襲

第104話 勝者

第105話 凶弾

第106話 義勇兵

 

 

ガビちゃあああぁぁんっっ!!!!

サシャを撃たないでよおおおぉぉ!!!!

お笑い担当のお気に入りのキャラだったのにぃぃぃ!!!!

これからは回想シーンでしか会えないなんてツラすぎるっっ!!!

 

はあ…、とりあえず戦いはいったん終了。

無傷では帰さないよby諫山先生 と言わんばかりにサシャが退場になりました…。

 

そんでもって因縁のジークがいとも簡単に倒され、いやこれ絶対死んでないだろと思ったらまさかの展開。26巻まで読んでても先生の掌の上で踊らされてる…笑

 

ジークの要求と支援をメモ。 

  • ジークに残された時間以内に彼をパラディ島に受け入れ、「始祖の巨人」を有するエレンと引き合わせること。
  • そのための条件としてパラディ島の安全を保障。
  • 武器を始めとする最新技術の提供。
  • パラディ島に存在するという友好国との橋渡し。
  • マーレに対する情報工作等々の支援。

 

ジークって結局エルディア人を救済したいの???

マーレには従うフリをしてただけ?でもこいつは油断できない。

 

超大型巨人に変身して人々や軍艦を吹き飛ばすアルミンにちょっと感動してしまったのだが。まぁ当の本人は心を痛めているのですが。

ところで超大型巨人って一瞬で静かに登場するときもあったけど、使い分けれるのかな?

 

アナログだった調査兵団が飛行船を操ってるのはマーレの技術を義勇兵イェレナを筆頭に教えてくれてたからでした。 

 

ちなみに義勇兵とは wikiより

正規軍に所属せず、金銭の見返りを求めずに自発的に戦闘に参加した戦闘員。

 

この4年間の間にマーレの工兵のおかげで港も作られ、武器も進化が止まらないパラディ島と調査兵団だけど、イェレナとジークってイマイチ信用できない…。

特にイェレナはジークに心酔しているようで、巨人の事を神とか言っちゃってるのでねぇ…。

巨人の正体は神ではなくただの人間だからなぁ。ただの人間を神と崇めるのは弱い人間のすることだから…。ほら、ロッド・レイスもそんなこと言ってたしね。

イェレナは信用できないけど、キャラデザはすごい好きです(聞いてない)

 

エレンがアギトを使って戦鎚の巨人の水晶体をかみ砕かせて血を飲んでる描写が普通に怖かった。アギトまで食べちゃってたら、力を手に入れすぎちゃってもう怪物になりそう…。

ライナーが止めてくれて良かったのかも。

106話での回想のエレンはまだ可愛げが残ってるなぁ…。わずかに。

 

前巻から巨人vs巨人が続いてもう迫力がありすぎるわ、話の展開が予想つかないわ、誰が突然退場になるのか分からないから読み終わったときの脱力感が特に凄かった。

 

それにしても車力の巨人って喋れるの?あの口の形って喋りにくいのでは…?笑

 

27巻に続きます。

 

 

 

 

 

進撃の巨人25巻 記念すべき100話はちゃんととんでもない展開になった


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第99話 疚(やま)しき影

第100話 宣戦布告

第101話 戦鎚(せんつい)の巨人

第102話 後の祭り

 

 

ライナーとエレンが久しぶりの対峙で、ライナーが終始エレンに怯えている様子を見るといよいよパラディ島側が攻撃態勢に入ったのかなと思うとちょっと胸が高鳴らせてしまった。

これから戦いが始まるってことなのにね(;^_^

 

しかも”住民”がすぐ上にいるのを指さすエレンの手はケガをしているなんてなんなのこの脅し方(笑)このセンスにしびれる。

恐る恐るエレンに何しに来たのか尋ねるライナーだけど、まぁ…、大体わかるよなぁ…。

ライナーからしたら恐ろしくてしょうがない。

でも当のエレンは襲ってきたライナー達の心情を理解し、気遣う様子を見せる。

エレンにもここで過ごす事で自分たちパラディ島の人たちがどういう風に教えられていたのか、そしてエルディア人の待遇を目の当たりにしたのね…。

 

そして前回から気になっていたヴィリー・タイバーが語った驚きの真実。

ヘーロスって何した人だっけ?って正直思ってたからヘーロスの説明助かった~…って思ったらなんとそれは事実とは違くてヘーロスはお願いされたただの”役者さん”でした。

そして今まで”平和を望む”カール・フリッツ王が理解できず不気味でさえあったけど、ここでついに王の真意が判明。

殺しあい、奪い合うエルディア人の醜さに疲れ果て、終止符を打つためにエルディア人に同士討ちをさせて数を減らし、できる限りのエルディア国民を島に移して壁を作り、マーレが自分たちを殺しに来るまで壁の中に引きこもった…。なるほどね~。

”マーレがエルディア人の殲滅を願うのならそれを受け入れる”とは勝手に何言っとんじゃいとも思うけども…。まぁエルディア人自体が平和を望むフリッツ王からしたら存在してはいけない存在ということですね。

 

それにしても壁の中の人類が後に調査兵団を作り、そして調査兵団が人類のために心臓を捧げていたのが今となっては…何というか…。まぁ、その活動があったから一部の兵士が強くたくましくなってこの状況に抵抗することが出来ているんだよな…。

 

ここでウーリとケニーのカットが入ったけど、ここはウーリが「この世界はそう遠くない未来必ず滅ぶ。そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築き上げたいのだ」のセリフがあったシーン。

なるほど…!!!当時は世界がこのままだと滅ぶことが分かっているのに何もするつもりが無いのはどういう事だ!?!?と困惑してたけど、そういう事だったのね。

 

ヴィリーの口からエレンの名前がでたということはもうすでに二人は接触していて、どうやらエレンはヴィリーを脅してるっぽい?自分が襲われることをもう察していたし、このあたりはエレンが裏でどう動いていたんだろう。

幾千万もの超大型巨人による「地鳴らし」が発動されると、すべてが破壊されて文字通り平らな大地になるとのことだけど、…何か…いちいち名前にグッときてしまうのですが。

エレンとヴィリーが裏でどんなやり取りをしていたかはまだ分からないけど、ヴィリーが大衆に向かってエレンたちと戦う宣言をしたとき、エレンの表情が悲しそうに変わったからヴィリーはエレンの要求?を断ったのからかなぁ?その後すぐ変身しちゃったし。

 

ヴィリーの”宣戦布告”を聞いたエレンは大衆の面前で巨人化。あっさりとヴィリーを叩き潰すエレン怖いよー…。食べたのは戦鎚の巨人の可能性を考えて?

戦鎚の巨人だったのは妹ちゃんだったわけだけど、何このデザイン!!!シンプルで逆に不気味!!!!

先生、巨人の凝ったデザイン考えるの疲れたのかなぁ…?笑

 

久しぶりに登場の調査兵団のみんなはすっかり大人びちゃって…人一人殺すのもガタガタ震えてたのに。兵団の制服も黒に変わってカッコいいー!!

そして進撃(始祖)、戦鎚、顎(あぎと)、車力、獣の巨人が一堂に集まるこの展開熱すぎるっ!!!!

何か今までとは逆ですな。今度は調査兵団、そしてエレンが壁の外の人たちからすれば不気味で恐ろしい存在になっている。

ガビやファルコはこれからどう行動するんだろう。

ファルコはエレンとライナーの会話を聞いて、壁の中の人たちの印象が変わったように見えたけど。果たしてエレン達がこれまでの間にどういったことが起こっていたのか、そして何が目的なのか…。

 

 

あ、そして前回ウドを助けてくれた女性はアズマビト家のキヨミ様という方で、結構地位も高そう。

東洋の方だからミカサと関わりあるのかな。まだどんな人か明かされないということは重要な方なんでしょう(笑)

 

※簒奪者(さんだつしゃ) wikiより

継承資格の無い者、または資格優先順位の低い者が(より高い者から)君主の地位奪取する事。それを批判的に表現した語。

 

 

それにしても先生…ゾフィアとウド…。

久しぶりに進撃の巨人読んだから油断してた。

進撃の巨人ってこういう世界だったー!!!!!笑 

 

26巻に続きます。

 

進撃の巨人24巻 バカキャラが恋しいこの頃。

 

 

 

第95話 嘘つき

第96話 希望の扉

第97話 手から手へ

第98話 よかったな

  

あの日、超大型巨人が壁を壊し壁の中の平和が崩壊された日の裏側を知ることができた。

いま改めて考えると、前にエレンが超大型巨人のせいでお母さんが死んだことを知ってどう思ったのかベルトルトに聞いたとき、『気の毒だと思ったよ』と何処か投げやりに言ったセリフが今となっては全然おかしくない。気持ち分かる。

 

あの時はこいつ悪魔かっ!?って思ったけど、それまで平和に暮らしていたエレン達壁の中の人とは違ってずっと苦しんできたもんね。それにこれから殺す人達…。そこまで心が痛まなかったのかな。

 

マーレ編に入ってからずっとエルディア人に対する態度が悲しすぎてしょうがない。

でもエルディア人は巨人になれるし、過去にしたことや、エルディア人が存在する限り9つの巨人がこの世界に存在することになるのだから世界の人々から忌み嫌われてもしょうがないともいえる…。この体質?のせいでマーレ人もエルディア人も同じ人間なんだから仲良くしようゼ!なんて発言が出来ないわけで。

ど…どうするつもりなんだろう先生…。

ただ、過去の歴史が本当にその通りなのかはまだ信じられないなぁ。進撃の巨人ってそういうとこあるし。

 

そして今回新たに出てきた重要な存在が名誉マーレ人のタイバー家

裏でマーレ国を権限下におくとんでもない一家。

まだ出ていない「戦鎚(せんつい)の巨人」を管理しているようだけど、どんな能力を持ってるんだろう。

パラディ島がいかに世界にとって脅威か説明し、1年以内に制圧する宣言を行う役割を引き受けてくれるそうだけど、やはりそこには何か思惑があるようで。

 

タイバー家の当主ヴィリーとマガト隊長の”家の増築”やら”老朽化”、”使える柱”など、二人にしか分からないやり取りは何なんでしょうね。「祭事」において世界にすべてを明かすとは?エルディア人、巨人の終わりのない問題に対し一つの解答を導き出したというけど、どのような内容なのか次巻が気になりすぎる。

 

あともう一つ初登場のエルディア人のウドを助けてくれた女性…、東洋から来たヒィズル国の人らしいけどこれからどう物語に関係してくるのか。東洋といえばミカサにもちょっと雰囲気が似てる。

 

そしてライナーですよ。マーレ編の主役。

お父さんからは拒絶される、お母さんは自分の夢を押し付けてくる、唯一の誇りだった戦士に選ばれたのも本来なら自分では無かった…。「可哀相」なんて言葉にも出来ないよ。

本人はマルセルが死んだことで自分がマルセルになると言ってたし、マルセルの弟のポルコもユミルの記憶を通してライナーを見たときにマルセルのマネをしてると言ってる。

ライナーは…その方が気楽だったのかもしれないなぁ。

 

ライナーが引き金を引こうとする絵はショッキングだったけど、彼の心境を考えると死なないでとはとても言えない。ライナーがアニやベルトルトより葛藤しているのは、自分が本当なら選ばれなかった事も関係しているのかな。ライナー自身もエレン達の前では本当の自分とは違う立派な自分を演じているのを分かってる。

マルセルを襲う巨人化したユミルから過去のライナーの回想ではベルトルトがライナーを置いて逃げてた絵だったのに、本当はライナーがベルトルトやアニを置いて逃げてたのね。

さすが先生…よく考えてる…。

 

そしてアニ(ノД`)・゜・。!!!!アニはずっとしっかりしてる。

ライナー、ベルトルトよりずっと色んな働きをしてたみたいだし。女型の巨人の作戦の時もそうだし結構可哀想な役目。

そして彼女から見たライナーはずっと滑稽に映ってたんだろうな…。エレンたち訓練兵と仲良く振る舞うライナーに辟易していたと思う。

アニ「吐きそう。それ以上顔を近づけないでくれる?」

のセリフにアニのライナーに対する気持ちが詰まってる。

アニから見たライナーと、エレン(読者)から見たライナーの落差がすごい。

 

正直今回はライナーの心情が重すぎて長髪エレンの登場の衝撃がかすむ(笑)

ファルコと長髪エレンが初めて出会う時の描写ってあんまり作品に意味が無いように思えてたけど、さすが進撃の巨人。ちゃんとした伏線でした。

ファルコを利用した何度もの手紙のやり取りの真相は何なのか、手紙を送った”家族”とは誰のことなのか…。”家族”がくれたというグローブはどうしてもジークを思い起こさせるけど。

それとエレンの足どうなってるんだろう。巨人の力がある限り足って無くしても治っちゃうはずなのに。包帯変える時とかに煙出てバレちゃうよね?

 

あと何気におじいちゃんと会ったエレン。あの人グリシャのお父さんだよね?21巻ではグリシャの回想で出たからあまりこの人の想いみたいなのは分からなかったけど、気がおかしくなってしまうくらい自分の子供たちが壁の外に出てしまったことを悔やんでいたのが分かって良かった。あの回想だけだと…ちょっとヤバい父親よね(汗)

  

エレンの言葉をメモ。

エレン『皆「何か」に背中を押されて地獄に足を突っ込むんだ。大抵その「何か」は自分の意志じゃない。他人や環境に強制されて仕方なくだ。ただし自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ。その地獄の先にある何かを見ている。それは希望かもしれないしさらなる地獄かもしれない。それはわからない。進み続けた者にしか…わからない』

 

 

さてさてエレンとまさかの場所で4年ぶりに出会ったライナー。

この後の会話が気になりすぎる。

 

25巻に続きます。