nanashiの一人語り

とりあえず適当に。

進撃の巨人17巻 珍しく明るい展開だなぁ

 


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第67話 オルブド区外壁

第68話 壁の王

第69話 友人

第70話 いつか見た夢

 

 

巨人化ロッド・レイスキツイいいいいいい!!!!!

もう…こんな気持ち悪い奴いる??食後に読むとキツイです(笑)

コイツはタタリ神といい勝負してるわ…。

超大型巨人の倍にまでなってしまったのは何故だろう…。脊髄液とやらを注射して体内

に取り込まずに口から取り込んだから???レイス家の血が関係してるのかな。

這いずる姿の時点で気持ち悪いのに起き上がったら期待を裏切らない気持ち悪さだった(笑)内臓が丸見えになってて見せられた壁の中の人がシンプルに可哀相…。でもそのお陰で爆弾が口に放り込みやすくなったのよね。

こんなに巨大にもかかわらず、本体は縦1m、幅10cmの大きさしかないなんて…。

本体を仕留めない限り、またこんな巨体が復活するみたいだけど改めて巨人化とはどういう構造をしているのか考えさせられる…。

 

ヒストリアがロッド・レイスの本体を仕留める際の彼の記憶。

初代王の思想に洗脳されていく父親、弟のウーリ、そして自分の娘のフリーダ…。自分の無力さを”神”という存在を使ってしょうがないことと思おうとした可哀相な人。まぁ…そう考えると少~しばかり同情の余地はないことも無いけど。

 

…、いや、やっぱり無い!!笑

巨人化したウーリ見たらやっぱり同情しなくていいやって思っちゃった。

だってすごい綺麗な巨人だから(笑)

醜く、知能のない巨人になってしまったロッド・レイスと違い、ウーリの巨人は綺麗だなぁ。でも完璧に巨人化した状態じゃないから始祖の巨人の姿はまだおあずけってやつですな。この二人の巨人の違いは面白い。

 

それにしてもウーリは不思議な人だなぁ。優しさも強さもあるし惹きつける魅力もある。確かにこれならあのケニーも一目置くよね。それにしてもウーリが話す内容はウーリ自身が思って言っていることなのか、それとも初代王がウーリを使って発言しているのか考えてしまう。

ウーリ「この世界(壁の中)はそう遠くない未来必ず滅ぶ。そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築き上げたいのだ」

とあるけど、ウーリは壁の中がどう滅ぶのか知っているんだよね?それは、ライナー達外の世界から来た人の事を指すのかな。ユミルもこの壁の中は地獄になるとか言ってたし。そしてそれを壁の中の人類に知らせるつもりはなく、それまでの間”楽園”という夢でも見るつもりなのかしら。

う~ん????

 

ケニーがなぜ巨人の力を手に入れようとしたのか語られたけど、ただ力が欲しいというわけではなく、自分にはない考え方を手に入れたかった…って言えばいいのかな?”良い人”ってものになってみたかったように見えた。

ケニーがロッド・レイスの鞄からくすねた注射器にはフツウノキョジンと書かれてあるけど、本当に強いとか普通とか選んで巨人になれるんだ…。

それにしてもケニーがこんなにも早く退場するとは。

もっと長くエレンたちを手こずらせてくると思ってたし、リヴァイとももう少し…会話とかしてほしかったりもしたけど、あの二人の関係だとあれくらいでいいのかなとも思う。リヴァイ…、あんなに小さいころから自立してるんだな凄い…。

ケニーの言葉に感動したのでメモ。

 

ケニー「俺が…見てきた奴ら…みんなそうだった…。酒だったり…女だったり…神様だったりもする。一族…王様…夢…子供…力…みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな…みんな…何かの奴隷だった…」

 

うおぉぉぉ何だこのセリフー!!!このセリフに心の底から同調できるほど味のある人生送ってないけども!!でも…分かる!!!

ケニーは妹の、そしてリヴァイのお母さんであるクシェルの事は大事に思ってるみたいだけどリヴァイに関してどう思ってるかはハッキリとは分からなかったな。妹の子供だから多少の世話は焼いたとはいえ殺しにかかってきたし。死んだら少し悲しむくらいは思っているとは思うけど。

 

んで、最後は今回も活躍のヒストリア。

突然次の女王になれと言われ、恐ろしい上司に恫喝され(パワハラ認定)、再び誘拐され、久しぶりに父親と再会してやっと子供らしく振る舞えると思ったら父親は頭のおかしい奴で、まさかの巨人になるようにそそのかされ、断ったら父親が巨人化しやがって(しかもキモス)、這いずり状態で街の人間を襲いに向かうという超絶身内なのが恥ずかしい事態になったにも関わらず、

 

オレをあの巨人化したロッド・レイスに食わせたら人間に…、つまり始祖の巨人に戻す事デキルヨ~と自殺発言のエレンの事をリヴァイ班みんなが納得できる説明で守り、なおかつあなた(グリシャ)のお父さん最高よーとエレンの父親まで褒めたたえ、自分の運命に決着をつけたいという思いで戦闘に無理やり参加し、かつての恫喝上司の揚げ足を取り、民衆から認められる女王になるために私がロッド・レイスを仕留めたことにしてくださいなんて控えめな発言しておきながら本当に仕留め、父親の心情を受け止め、ついに民衆の目の前で女王となった…。

 

長いっ!!!!!笑

いやぁ~、改めて書くとスゴイ頑張ったなヒストリア…。

女王になったらなったで、”地下街も含めた壁の端から端まで調べ上げて孤児や困窮者たちを牧場に集めて面倒を見る”、”王室の公費や没収した議員の資産を牧場の運営に回したり貧困層の支援にあてる”なんてそりゃ女神様なんて呼ばれるわ。

 

ハンジが命名した”始祖の巨人”。

ヒストリアが言うにはアイツからこの巨人の力を取り上げている今の状態こそが人類にとっての千載一遇の好機で、グリシャは凶行に及んだのではなく初代王の思想から人類を救うために始祖の巨人を奪い、レイス家を殺害したと説明してくれた。

なるほど…、そう言われると全然違う解釈になるな。すごく怖かったグリシャに対する印象もまったく逆のものに変わる。そんなことまでしたグリシャが預けた地下室の鍵の先にはどんなものが隠されてるんだろう…。

地下の光る鉱石はアニが作り出した結晶と近いものなのかな。あまり詳しい説明が無かったから、先の展開でまた重要な物になったりする?

 

ヒストリア「逃げるか戦うか…選べと言ったのはリヴァイ兵士長あなたです」と言ったところと、女王になったヒストリアが気合入れ(復讐)のためにリヴァイにグーパン入れた時のミカサの表情…「ぷっ、ざまあみろ」って顔してる(笑)

本当にリヴァイの事嫌いなんだろうな…(笑)

他のみんなはうわっ…(;´Д`)って表情してるのにミカサだけニヤニヤしてるもん。

 

 

色々と準備も整い、いよいよシガンシナ区へ向かう日が近づいてきた調査兵団

…とその前にグリシャがあの日に会っていたシャーディス教官の元へ。

まさかここで再びシャーディス教官が登場するとは…。

 リヴァイに託された注射器は誰に使うことになるのか…?

18巻に続きます。