nanashiの一人語り

とりあえず適当に。

進撃の巨人30巻 とりあえずこの世を終わらせ始めたってのは間違いないです。


f:id:nanashi_no_hitorigatari:20210310155523j:image

 

第119話 兄と弟

第120話 刹那

第121話 未来の記憶

第122話 二千年前の君から

 

 

はぁ…。

29巻で始祖ユミルについて早く知りたい、この場所の説明が楽しみ!!!!

とか言ってたけど想像の斜め上すぎてクタクタになりました(笑)

 

さてさて、30巻はエレンとジークが接触をしようと奮闘しているところからスタートですね。

エレンのピンチにジークは毒ワインを飲んだ人たちを”叫び”で巨人化させようとするところでエレンがそれを止めようとする描写が。

エレン…。

コルトのお願いも届かずジークは叫びの力を使い、馴染みのキャラたちがここで一斉に巨人化。…先生、相変わらず潔い。

 

弟を思うコルトの姿に読んでて早速ホロリ…。

急いで離れたら命は助かったかなとも思ったけど、大事な人が巨人化するときに離れようとするなんて実際は難しいよなぁ…。 

 

ファルコが引き継いだ巨人は顎の巨人だった。最後に兄のマルセルの想いを知ることが出来て良かったよね。お陰でライナーはまた生き延び、ファルコも人間に戻ることが出来た。

 

エレンの首が跳ねるシーンであえてジークの落胆する表情で119話を終わらせたのはエレンと違ってジークは先の事を知らないから、だからこういう風な終わらせ方をしたのかなと勘ぐってます。

 

で120話。ついに表紙の謎の空間に。

この世界では現実の時間は流れず、始祖ユミルが巨人の力を人間が欲するたびに土で作ってくれているらしい。(手作業) 

しかも鍵の存在だったジークはこれまで散々悩ませてきた「不戦の契り」を無力化することに成功(!)なのでジークがエレンに固執しなければ安楽死計画はとっくに実行されていた。

 

グリシャの記憶を巡る旅にでたジークとエレン。

ここで進撃の巨人の"特性"が明かされるわけですが、それは”未来の継承者の記憶を見ることが出来る”というもの。いやぁ~この特性ひと癖あるよね…、過去を見るんじゃなくて未来を見るんだもん。すべて見れるわけではないみたいだけど。

”未来”って所が進撃の巨人らしい。

 

グリシャに進撃の巨人を継承させたエレン・クルーガーがミカサとアルミンの名前を知っていたのはこの特性によるものだったのね。

つまり、グリシャは未来の継承者であるエレンの記憶も見れるということ。なのでグリシャには未来のエレンがどういう事をするのか見えたって事になる。

 

グリシャはエルディアの未来のためにエレンの言う事に抵抗がありながらも、レイス家から使えないと分かっている始祖の巨人の力を奪った。でも自分のしてしまったことが恐ろしく、何故か姿を見ることが出来るジークにエレンを止めるようお願いする。

 

ジークがエレンをグリシャの記憶の旅に連れて行ったことで、都合のいい記憶だけをグリシャに見せることができ、過去に影響を与えた…って自分でもまだこの辺りが理解追いつかないんだよなぁ…。で、エレンは4年前にヒストリアに触れた時にグリシャが見た未来の継承者であるエレンの記憶を見たようで、それは一体どんな光景なのやら。グリシャ曰く恐ろしい光景らしいですけども。

エレンが未来の継承者の記憶が見れないのは、進撃の巨人を継承するのがエレンが最後の人だからってことでいいのかな?

 

122話のタイトル、”二千年前の君から”

ここでこのタイトル来たかっ!

1話のタイトルが”二千年後の君へ”だから

アンサータイトルですね(?)

 

このタイトルにふさわしく、始祖ユミルと呼ばれることになる少女の人生のお話。

住んでいた場所が奪われて奴隷として過ごしていたユミル。

してもいない罪を着せられ逃亡の際に謎の木の中に落ち、水?の中にあった何かと繋がったことで巨人化。
何だこの魚の骨みたいなやつは!!!

こいつが巨人化の源?原因?ってやつか!!

 

そしてこの木の周りはジークが言っていた世界でもパラディ島にしかないと言われている巨大樹が生えてるし、やっぱりこの巨大樹は巨人化と何か繋がりがあるんだろうか…。

それにしてもこの時代のフリッツ王が胸くそすぎて30巻を引きちぎりたくなる。

 

娘らが巨人の力を引き継いだことでユミルはあの空間で永遠に巨人の体を作るという作業を繰り返すことになった…と私は解釈しましたが合ってる?力が継承されなかったらあの空間に行かず、ただ死ぬことが出来たんだろうか。

エレンがこの場所までこれたのは始祖ユミルが終わらせてほしいと望んだからのようですね。

二千年間ずっとここに一人、砂で巨人作り続けてきたって…。「道」を通じて始祖ユミルから巨人の体が送られてくるとかクサヴァーさんが言ってたけど、それには長い長い手作業があっての事だったとはね…。

二千年かかってやっとエレンが来てくれたんだ。

 

現実世界に戻ったエレンは、ユミルの力を借りついに”地鳴らし”を発動させる…。

 

 

30巻終わり。

 

ピクシス司令が巨人化…。3巻でエレン達を殺されるのを止めてくれてありがと~!!!

 (まぁ最後には見限ったけど…)

 

120話で沢山の記憶が映る中に進撃のスクールカースト版のミカサとアルミンがいるのですが(笑)絶対諫山先生ふざけるはずと思って探したらやっぱり!!(笑)

先生のそういうところやっぱり好きだよね。

 

グリシャがいうには予てより進撃の巨人の継承者は何にも従うことは無く、それは王の独善に抗うためだとか。

ってことは、進撃の巨人の歴代の継承者は皆大体エレンのような性格だったってことかな。進撃の巨人を継承する人たちはみんなエレンみたいな反抗期の化身(ハンジ曰く)のようなヤツって事か…。でもグリシャはエレンほどのきかん坊には見えないけどね。

 

娘たちに人肉食わせるところはアニメですでに描写されていたので、ここでやっと出た話がもうあの時点であったのか…と感慨深くなりました。2期のEDだったっけ?

長女マリアは父であるフリッツ王を睨み、ローゼとシーナはイヤそうな顔でマリアの事を見てますね。あえて分かりにくく描いてるところがまたいい。

全然関係ないかもだけど、ユミルに罪をなすりつけた人数が13人なのは何か意味があるのかな? 

 

さて、ついに地鳴らしが発動し、壁の中の巨人が一斉に出てきたわけですが、この展開を調査兵団のみんなはどう解決するのやら。

諫山先生はこの展開をどう持っていくのか楽しみです。

私には予想してみるどころか想像もできない…;^_^A

 

二千年前の君(始祖ユミル)から二千年後の君(エレン)へ、でした。

 

31巻に続きます。