進撃の巨人25巻 記念すべき100話はちゃんととんでもない展開になった
第99話 疚(やま)しき影
第100話 宣戦布告
第101話 戦鎚(せんつい)の巨人
第102話 後の祭り
ライナーとエレンが久しぶりの対峙で、ライナーが終始エレンに怯えている様子を見るといよいよパラディ島側が攻撃態勢に入ったのかなと思うとちょっと胸が高鳴らせてしまった。
これから戦いが始まるってことなのにね(;^_^
しかも”住民”がすぐ上にいるのを指さすエレンの手はケガをしているなんてなんなのこの脅し方(笑)このセンスにしびれる。
恐る恐るエレンに何しに来たのか尋ねるライナーだけど、まぁ…、大体わかるよなぁ…。
ライナーからしたら恐ろしくてしょうがない。
でも当のエレンは襲ってきたライナー達の心情を理解し、気遣う様子を見せる。
エレンにもここで過ごす事で自分たちパラディ島の人たちがどういう風に教えられていたのか、そしてエルディア人の待遇を目の当たりにしたのね…。
そして前回から気になっていたヴィリー・タイバーが語った驚きの真実。
ヘーロスって何した人だっけ?って正直思ってたからヘーロスの説明助かった~…って思ったらなんとそれは事実とは違くてヘーロスはお願いされたただの”役者さん”でした。
そして今まで”平和を望む”カール・フリッツ王が理解できず不気味でさえあったけど、ここでついに王の真意が判明。
殺しあい、奪い合うエルディア人の醜さに疲れ果て、終止符を打つためにエルディア人に同士討ちをさせて数を減らし、できる限りのエルディア国民を島に移して壁を作り、マーレが自分たちを殺しに来るまで壁の中に引きこもった…。なるほどね~。
”マーレがエルディア人の殲滅を願うのならそれを受け入れる”とは勝手に何言っとんじゃいとも思うけども…。まぁエルディア人自体が平和を望むフリッツ王からしたら存在してはいけない存在ということですね。
それにしても壁の中の人類が後に調査兵団を作り、そして調査兵団が人類のために心臓を捧げていたのが今となっては…何というか…。まぁ、その活動があったから一部の兵士が強くたくましくなってこの状況に抵抗することが出来ているんだよな…。
ここでウーリとケニーのカットが入ったけど、ここはウーリが「この世界はそう遠くない未来必ず滅ぶ。そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築き上げたいのだ」のセリフがあったシーン。
なるほど…!!!当時は世界がこのままだと滅ぶことが分かっているのに何もするつもりが無いのはどういう事だ!?!?と困惑してたけど、そういう事だったのね。
ヴィリーの口からエレンの名前がでたということはもうすでに二人は接触していて、どうやらエレンはヴィリーを脅してるっぽい?自分が襲われることをもう察していたし、このあたりはエレンが裏でどう動いていたんだろう。
幾千万もの超大型巨人による「地鳴らし」が発動されると、すべてが破壊されて文字通り平らな大地になるとのことだけど、…何か…いちいち名前にグッときてしまうのですが。
エレンとヴィリーが裏でどんなやり取りをしていたかはまだ分からないけど、ヴィリーが大衆に向かってエレンたちと戦う宣言をしたとき、エレンの表情が悲しそうに変わったからヴィリーはエレンの要求?を断ったのからかなぁ?その後すぐ変身しちゃったし。
ヴィリーの”宣戦布告”を聞いたエレンは大衆の面前で巨人化。あっさりとヴィリーを叩き潰すエレン怖いよー…。食べたのは戦鎚の巨人の可能性を考えて?
戦鎚の巨人だったのは妹ちゃんだったわけだけど、何このデザイン!!!シンプルで逆に不気味!!!!
先生、巨人の凝ったデザイン考えるの疲れたのかなぁ…?笑
久しぶりに登場の調査兵団のみんなはすっかり大人びちゃって…人一人殺すのもガタガタ震えてたのに。兵団の制服も黒に変わってカッコいいー!!
そして進撃(始祖)、戦鎚、顎(あぎと)、車力、獣の巨人が一堂に集まるこの展開熱すぎるっ!!!!
何か今までとは逆ですな。今度は調査兵団、そしてエレンが壁の外の人たちからすれば不気味で恐ろしい存在になっている。
ガビやファルコはこれからどう行動するんだろう。
ファルコはエレンとライナーの会話を聞いて、壁の中の人たちの印象が変わったように見えたけど。果たしてエレン達がこれまでの間にどういったことが起こっていたのか、そして何が目的なのか…。
あ、そして前回ウドを助けてくれた女性はアズマビト家のキヨミ様という方で、結構地位も高そう。
東洋の方だからミカサと関わりあるのかな。まだどんな人か明かされないということは重要な方なんでしょう(笑)
※簒奪者(さんだつしゃ) wikiより
継承資格の無い者、または資格優先順位の低い者が(より高い者から)君主の地位奪取する事。それを批判的に表現した語。
それにしても先生…ゾフィアとウド…。
久しぶりに進撃の巨人読んだから油断してた。
進撃の巨人ってこういう世界だったー!!!!!笑
26巻に続きます。