進撃の巨人8巻 お腹いっぱいなんでアニと踊っときます
第31話 微笑み
第32話 慈悲
第33話 壁
第34話 戦士は踊る
憲兵団に所属したアニの様子が描かれています。
アニ「あんたみたいな「良い人」が体制を占めちまったらそれこそおしまいだと思うけどね…」
アニ「あんたは正しい人だと思う。正しいことを言うから。大きな流れに逆らうって…とても勇気がいることだから 尊敬するよ。(省略)そういう人は珍しいってことだよ。一般的とは言わない。普通とも言わない。あんたのような人は特殊な人と呼ばれる。」
マルロが“他人より自分の利益を優先させ、周りがズルをすれば一緒に流される…そんな人達はクズだ”と吐き捨てたときのアニの言葉。
このセリフに私の気持ちが救われる~。やっぱりね、私自身もあるわけですよ、情けない部分が。ガッカリするわけですよ自分に。
底辺の人間に感じて落ち込むけど、アニにそれが普通って言ってくれた気がしたわけですよ。なんかね。情けない自分に落ち込んでいても周りにいる人間もそんなもんだって知ったら少し気が楽になるっていうか。
まぁだから何だって話だけど、気持ちの面で軽くなるんです。
アニの口を通していってくれた先生に感謝。
アルミン「(被験体の巨人が殺されて立体機動装置のチェックがあった時)何でマルコの立体起動装置を持ってたの?」「わずかなキズやヘコみだって…一緒に整備した思い出だから…僕にはわかった。」
えええ〜!!
確かにそのシーンの時アルミンがアニの立体機動装置を見てたけどそういう目で見てたのか。怖すぎなんなのこの子…洞察力すごい。
エレンがアニと戦う覚悟が決めれず巨人化出来なかったときですけど、ここアニメではエレンが巨人化するまでもうちょいグダグダしてたような^^;
アニメではジャンも登場してエレンの巨人化にいい手助けしてくれました。
読者の自分としては巨人化できない、つまりアニと戦う覚悟が決めれていないエレンにもやもやしたけど、実際に長い時間一緒に訓練をやってきた仲間の正体が女型だって知ったら、気持ちを切り替えるのは思っているより難しいんだろうなぁ。
ミカサとアルミンがすぐ切り替えれたのは、二人の方がエレンより大人だったってこと?
ミカサに指をぶった切られ落ちていくアニ。このまま逃げられたら調査兵団は確実に潰れてたから危なかった〜(^_^;)
ここでアニの回想が入り、父親から一つお願いをされるシーン。
アニ父「アニ…俺が間違っていた…今さら俺を許してくれとは言わない。けど…一つだけ……一つだけでいい。頼みがある…。」
アニ父 「この世の全てを敵に回したっていい。この世のすべてからお前が恨まれることになっても…父さんだけはお前の味方だ。…だから約束してくれ。帰ってくるって…」
自分の子供がこの世のすべてを敵に回しても恨まれてもいいのか?^^;
なんか情けないお父さんだな。
まだこの件について事情が分からないのであまり言えないですけど、今のところこのお父さんはアニの表情みる限りイヤな感じです。
このあたりの事情が分かったらまた別の感情も湧くのかも?
やっとアニから色々聞けると思ったのにアニは自分の体を謎の水晶体に覆ってしまうというとんでもない能力を見せつけてくれました^^☆
つまり謎はまだ解明サレナイ…。
シカモ壁ノ中巨人オル…。
謎オナカイッパイ…。
ニック「あの巨人に…日光を…当てるな……何…でもいい 光を遮るものを…被せろ…急げ……!」
こんやヤツいたなぐらいの人がなんと壁の中の巨人の存在を知ってたー!!!
しかもこの巨人生きてて気持ち悪い…。
ミカサを見ようと目がググッ…と動いたところなんて気持ち悪すぎ! 壁の中全てに巨人が待機?しているらしく、この世界っていったい何なの…???
アルミン先生の推測ではあの壁は巨人の硬化の能力で作ったのではないかと。先生が言うならそうでしょう。(おい)
いやぁ〜今回はとんでもない事が発覚したなぁ…と思ってた矢先、2つ目の壁であるウォール・ローゼが突破されたとの知らせが。
この巻詰め込みすぎて内容を消化するのに時間下さいって気持ちです。
上でははぶきましたが、女型の巨人の捕獲作戦の話に来るエルヴィン達が来るのをエレンとリヴァイの2人で静かに待つ3ページほどの短いシーンが。
グンタ、エルド、オルオ、ペトラが亡くなりエレンとリヴァイの二人になってしまったリヴァイ班。
リヴァイはエルヴィンが来るのが遅いことをぼやきますが、エレンはまだ彼らが亡くなったことをやはり受け止めれないようで無反応。そんなエレンに
リヴァイ「大方…クソがなかなか出てこなくて困ってんだろうな」
リヴァイ………(ノД`)・゜・。
エレンが落ち込んでるのを見て彼なりに気を使ってます…。(と私は捉えたよ)
まぁエレンは初陣でもあるしね…。
地味だけどいいシーンです。
あと、34話 戦士は踊るって不思議なタイトルです。
自分は全然分からなかったけど、どなたかのブログで推測されていたのを見て納得。
タイトルの「戦士は踊る」は“戦士”がこの状況に踊らされる”みたいな意味…だったっけ?
後になって考えるとなるほど〜!って感じです。先生って面白いなぁ。
9巻に続きます。