進撃の巨人12巻 座標パンチ!!
第47話 子供達
第48話 誰か
第49話 突撃
第50話 叫び
あ~、今回はいつにも増して重い展開だった…。
“座標”という大事なワードが登場。
ライナー達は”座標”というものを探す任務に就いているようで、”それ”がエレンの可能性もあるし、そうじゃないかもしれない。もし違うのなら、その場合はクリスタを仲間にしていた方が探しやすい。
とのこと。ここへきてクリスタ(ヒストリア)がどんどん重要人物になっていってる…。
あと、ここも興味深い会話。
ベルトルト「…ユミル、 君は人間に戻る時誰を食ったか覚えているか?」
誰を食べたのか覚えていないユミル。
ベルトルト「覚えてないのは仕方がない。僕らの時もそうだった…。」
ユミル「(お前らの仲間を食った)私を恨んでいるか?」
ベルトルト 「どうだろう、よく…分からない。君も人なんか食べたくなかっただろうし。一体どれだけ壁の外をさまよっていたんだ?」
ユミル「60年ぐらいだ。もうずっと…終わらない悪夢を見てるようだったよ…」
ろ、60年壁の外をさまよっていた!?
巨人は人が変化したものだった…、その割にはどの巨人も人を食った後なにも変化してないけど…。
ユミルの言う”お前らの戦士に食われる”ということはまだライナーたちの予備みたいな存在がいるのか…?戦士の予備…(怖)
ベルトルトが口走った“悪魔の末裔”とやらも戦士と関わりがあるのかしら?
ハンネスさんがよりにもよってあの巨人に捕まって食べられてしまうとは…(´;ω;`)
何もできず笑いがこみ上げるエレンだけど、この笑う表現が他の漫画にはあまり無くて、さすが先生。
それにしてもハンネスさん最後までいるキャラだと思ってたのに…エレンたちの保護者的なポジションを担うキャラかと。
とはいえエレンに秘められていた力を発揮させてくれるという結構重要なポジションを担ってくれた。ハンネスさんお疲れさまでした。
そんな読者の傷ついた心にミカサのきずぐすり。
ミカサ「私と…一緒にいてくれてありがとう。私に…生き方を教えてくれてありがとう。……私にマフラーを巻いてくれてありがとう…」
ミ~カ~サ~~可愛い~~~~!!!!
たくさんの巨人に囲まれ、もう自分たちもここで終わりと思ったから素直になれたのね…( ノД`)シクシク…
そしてここのシーン、アニメ最高です。
ミカサ役の石川由依さん。このセリフを儚げな震えた声にもかかわらず、強さも少し感じさせる、そしてその声を途切れることなく言い切るスゴイ技術炸裂しておりますので興味ありましたら是非…!!!
弱弱しく震える声って途切れやすいんですよ。感動したなぁ。
ミカサにキュンキュンして元気少し戻る。
この後エレンはもうやることないのでとりあえずパンチ繰り出したけど、巨人にパンチて正気の沙汰じゃないよ(笑)
とりあえず巨人の掌をぶん殴りはしたエレン。
…と思いきや、ユミル、ライナー、ベルトルトにビリビリと謎の感覚が…!?
巨人組に衝撃が走ったようだけど、あれはなんなんだろう。
その感覚が他の巨人にも伝わったのかそこらへんにいた巨人すべてがエレンに手を伸ばそうとしていた巨人に飛び掛かって食べ始めちゃったけど、これかなり強くないか!?
それを見たユミルは壁の中に未来を感じ、ライナーは”最悪の奴の手に渡っちまった”だそうで、これが”座標”の力…巨人を操れる力?
一気に劣勢になったライナー達をユミルが助けに行ったシーンはかなり胸熱…!!
ユミル「ゴエンア」
ユ……ユ……ユミルーーーー!!お前どんだけいいやつなんだよ(ノД`)・゜・。
巨人に追われているエルヴィンも助けちゃうし。
彼らの元へ戻れば自分は助からないと分かっているのに…。
でも彼らも手ぶらで故郷に帰れないようで、いったい故郷とは…?
ユミルはユミルで壁を破壊してくれたことで悪夢から覚めたことから二人には感謝していたみたい。”お前達の境遇を知っているのは私だけ”、”私も同じだよ…自分じゃどうにもならなかった”ってことはライナーもベルトルトも”自分じゃどうにもならなかった環境”でこういうことをしているのか…。
そしてアルミンのゲスっぷりが輝く巻でもある。そのおかげで取り戻せたエレンだが。
アルミンってゲスさが似合うよなぁ…。
13巻に続きます。