nanashiの一人語り

とりあえず適当に。

進撃の巨人10巻 ユミルの来世は大富豪に買われる猫にでもしてあげてください。

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進撃の巨人10巻 作者 諫山創

 

第39話 兵士

第40話 ユミル

第41話 ヒストリア

第42話 戦士

 

 

いやぁ~毎度毎度驚きの情報が明らかになっていくなぁ^^;

ベルトルト、ライナー、ユミル…。

そして、ヒストリア。

 

ベルトルト「イイヤ…昔のライナーは…戦士だった。今は違う」

ライナー「……なんだそりゃ?戦士って何のことだよ?」

”戦士”…。アニも確か自分の事を”戦士になり損ねた”とか言っていたけど…。

この時のライナーはベルトルトの言葉に本当にキョトンとしていて、本来の任務の事なんか遠い彼方に行ってしまってるようですな。

 

さいころのライナーの記憶。

巨人の手から守るために男の子がライナーを突き飛ばしてその代わりに食われてしまい、それを呆然と見つめるライナー…。

それにしても男の子が巨人に食べられているとき、足元にいるライナーはベルトルトに向かって手を伸ばしているにも関わらずベルトルトはビビって自分だけ逃げようとする姿がじわじわ来ます…(笑)

 

ここまで全然語られなかったユミルの事。巨人になれるとはいえ、ライナー達とは仲間というわけではなく、かといって壁の中の人類に情報を教えるわけでもなく不思議な存在。

クリスタとユミルは生い立ちが似ているそうで、だからクリスタのことが気になる存在だったのか。でも強く生きようとする自分と違って、クリスタは大人たちに負けて早く死にたいと思ってたのがもどかしかったのね。

 

ユミル「クリスタ…お前の生き方に口出しする権利は私に無い。だからこれはただの…私の願望なんだがな、お前…胸張って生きろよ」

そう言って塔のてっぺんからナイフ片手に飛び降りるユミル。

ここへきてユミルの好感度爆上がりです。すごい泣いた…。

ユミルは強くてかっこいい…。 

 

ユミル(クリスタ…私もだ。自分なんて生まれてこなければ良かったと思ってた。ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ。私は…大勢の人の幸せのために死んであげた。……でもその時に心から願ったことがある。もし生まれ変わることができたなら…今度は自分の為だけに生きたいと…そう…強く願った) 

  

たしかユミルがナイフを持って塔から飛び降りて巨人化する際、アニメではユミルの過去が描かれていたような?実は”ユミル”という名前は親ではなく全く関係のない人間から何かに利用するために付けられた名前。

そこで沢山の人が出てくるんですけど、その中にイルゼ・ラングナーの残した手記のお話の時に出てきたあの巨人、ユミルの民…と発言して読者を驚かせたあの巨人の人間だった頃の人がいた!!!!

 

それにしてもユミルは大変な人生を送ってきたな…(´;ω;`)ウゥゥ

さいころから厳しい環境で、大人に利用され、そして人から攻撃されて、どういうやり方か分からんが巨人にされ…。

こんな悲しい境遇のキャラおるかい???(´;ω;`)ウゥゥ

しかもみんなに危害が及ばないように気を使って巨人と戦ってくれるし。

良い奴だなぁ…。

 

ユミルが必死になって戦ってくれてようやく事態も少し落ち着いたって時に次はこれよ。

ライナー「俺達は5年前…壁を破壊して人類への攻撃を始めた。俺が鎧の巨人でこいつ(ベルトルト)が超大型巨人ってやつだ。」

ライナー「オレ達の目的はこの人類すべてに消えてもらうことだったんだ。だが…そうする必要は無くなった。エレン…お前が俺達と一緒に来てくれるなら俺達はもう壁を壊したりしなくていいんだ。わかるだろ?

ど、ど、どうしたライナー・・・(゜o゜)

しかも今から一緒に来てくれって急すぎる…。

どこに行くのかは言えないけど今まで話によく出てきた彼らの故郷ってところらしい。

 

ライナーは余りにも考えなしの行動で自分自身に引いたみたい。スパイ(?)に疲れていたのかね。

ライナー「きっと…ここに長く居すぎてしまったんだな。バカな奴らに囲まれて…3年も暮らしたせいだ。。俺達はガキで…何一つ知らなかったんだよ。こんな奴らがいるなんて知らずにいれば……俺は…こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに…」

 ライナー「もう俺には…何が正しいことなのかわからん…ただ…俺がすべきことは自分のした行いや選択した結果に対し、戦士として最後まで責任を果たすことだ」

 

つまり、壁の中の人類がこんな人たちだとは知らなかったと。

自分たちが思っていたイメージや教えとは全然違ったのかな。 

でももう自分たちはやってしまったし、今さらここで行動を変えるわけにはいかない、と。

 

ライナー達もライナー達で事情があるようだけど、何故ここまで頑なに事情を話してくれないのかな。

ライナーは頼れる奴だったのに敵だったのは残念( ノД`)

ベルトルトは…別にいい。

 

 

11巻に続きます。