進撃の巨人13巻 謎のお姉さんに消してほしい記憶が山ほどあるので私もお願いします。
第51話 リヴァイ班
第52話 クリスタ・レンズ
第53話 狼煙
第54話 反撃の場所
この表紙なんかいい。ベスト3に入るかも。
アラフォー(だったっけ?)のおじさんと10代の若者たち…リヴァイも大変だ(笑)
まさかあの巨人達がコニーの出身地のラガコ村の人たちだとは…。
全員巨人に変えられたということで、コニーがとにかく可哀相。巨人に殺された方がまだマシだよ…。
エルヴィン「つまり巨人の正体は人間であると」
この作品の悲しい真実…(-_-;)
ハンジが思うには、姿形がわからなくなっても巨人のうなじにはそこに人間だった時の痕跡があるのかもしれない。そしてこの部分を損傷すると巨人を倒せるのは、この部分が巨人になった体の部分からは独立した器官であるから。
巨人に自らの意思でなれる人たちとはどこが違うんだろう?素質みたいなのは関係するのかな?
そして今回語られるヒストリアの人生。 家なき子さながらの人生だなこりゃ。
物心ついた時から牧場の手伝いをしていて、気を許せる人物はおらず友達は牧場の動物たちだけ。お母さんもなかなかキツイ人。”ロッド・レイス”と名乗る父親すらも頭おかしい感じがする。夫のはずなのに旦那様と呼ぶのは何故だろう??
「君の名はクリスタ・レンズ」
一丁前に名前だけはつけていきやがりました(笑)
そして人を殺すのを慣れているかのような周りの人たちは一体…?
13巻になってようやくエレンの硬質化実験。
前回巨人化の実験してみようとしたときはグダグダになっちゃって結局しなかったもんなぁ。そして今回改めてちゃんと実験した結果、
- エレンは硬質化出来ない
- 連続して巨人になれる回数・時間
- その汎用性と限界地の目安
を知ることができた。地味だけど大事なことだな。エレンが途中で巨人化のコントロールができなくなってきた頃に謎の言葉を書いたけど、どうせこれも後になって分かるやつだよな。こうしてみるとやっぱり女型の巨人として暴れまくったアニの方がはるかに熟練度が高い。
これも興味深かった、エレンが思い出した黒髪の女性。ヒストリアにどこか似ているし、アングル的にこの女性が鏡を見ながら髪を梳いてる…。この女性の視点から見てるってどういうこと???
小さいころのヒストリアは彼女と親しい関係だったみたいだけど、彼女の不思議な能力でヒストリアはなぜかお姉さんのことが記憶から無くなっているのでした。
そして最後の方で出てきたのは懐かしいリーブス会長。ミカサが活躍した2巻に出てたよね。あの時は自分の財産を運び出すために人の通り道を塞いでしまうというアホっぷりを見せてくれたけど、なんと今では会長率いるリーブス商会が人と仕事を結び付けているらしい。仕事を与えたことによって助かっている人が今はたくさんいるらしく、実は良いことをしていたリーブス会長でした。
エレンとヒストリアを差し出す代わりに提示したリヴァイからの3つの条件。
- リーブス商会は今後調査兵団の傘下に入り中央憲兵や王政・法に背くこととする
- リーブス商会は調査兵団を心の底から信用すること
- 今後リーブス商会が入手した珍しい食材・嗜好品等は優先的に調査兵団に回す(紅茶とかね)
リヴァイ…(笑)
どうせエレンもヒストリアもくれてやるつもりないだろ貴様(笑)
この条件で会長から気に入られちゃったリヴァイ。交渉術の術もおありなようで。
相手の男気を絶妙に刺激する、そしてちゃんと相手の望むものを与える…上手いな…。
最後はサネスが椅子に拘束され、明らかな拷問器具とこれからそれを使用するであろうハンジとリヴァイの2人で終わり。
今までは巨人が人を攻撃するのが当たり前だったけど、今は人が人を攻撃する流れに入ってるみたいね^^;
リヴァイが怖いのはもちろんだけど、ハンジの拷問ってリヴァイとは違う怖さがあるよな(笑)
こいつは協力してくれたニックを拷問してかなりヘイトが溜まってるので、ハンジとリヴァイには読者を代表してビシバシやってほしいです(笑)
14巻に続きます。