進撃の巨人5巻 エルヴィンとリヴァイを押しのけ、この巻も持っていくジャン
特別編 イルゼの手帳
第19話 まだ目を見れない
第20話 特別作戦班
第21話 開門
第22話 長距離索敵陣形
イルゼ・ラングナーという女性兵士が1年前に残した手記に、巨人が言葉を発したという記載が。
巨人「う~…ユ…ミル…の…たみ…」
巨人「ユミル…さま…よくぞ…」
しかも表情も人間味のある顔になり、ひれ伏す姿勢まで。
「あなた達は何なのか?」「どこから来たの?」「どうして私たちを食べるの?」
読者の気持ちをイルゼが代弁して聞いてくれたけど 特に分かったことは無く。
人気?の審議所シーン(笑)
エレンを憲兵団もしくは調査兵団どちらに委ねるのかここで決定するということだけど、素直に調査兵団に任せるでよいのに憲兵団が食い下がるから結果エレンがリヴァイの強力な蹴りを食らう羽目に。
リヴァイの蹴りにエレンの歯も吹っ飛ぶ…。それにしてもリヴァイの顔怖いよ…(;´Д`)
そのおかげ?でエレンはちゃんと正式に調査兵団に入ることになりとりあえず安心。
ハンジはエレンに口の中を見せてもらうけど、エレンの歯はもう生えてた……。
この話の最後がハンジの「歯が生えてる」の一言で終わるの、なんかいい。
みんなの空気が固まってる感じ。やっぱこいつとんでもねーヤツだわ、の空気。
先生のセンスいいなぁ^^
リヴァイについてエレンが言う、「意外だと思ったのは上の取り決めに対する従順な姿勢」ってセリフはまさに私も同じことを思っていたので、先生に心を見抜かれている(笑)
リヴァイはもっと自分のやりたいようにやる人だと思ってた。俺は俺ルールでやらせてもらう!みたいな…。 意外とちゃんと守ることは守るのね。
リヴァイは昔、都の地下街で有名なゴロツキだったとのことだけど、このあたりは「悔いなき選択」というリヴァイのスピンオフ作品で分かります。悲しいけど面白かった。
ハンジによると、巨人を捕獲したのは今までに5回あるそうで、意思の疎通、日光の遮断、痛覚の確認など色々とやったみたい。
実験の結果、意思の疎通は今回も不可能、日光の遮断で活動が鈍くなるのには個体差があり、活動に必要なのは唯一日光だけ…。
ハンジが昔、切断した巨人の生首を蹴っ飛ばしたところ異常に軽かったらしい。
そして、エレンが巨人になった時も何もなかったところから巨人の体が現れることから、自分たちに見えているものと実在する者の本質は全然違うのではないか?という考えになり今の変態に至る。
エレンの話を聞いて一度は調査兵団に入る決心をしたものの、今は入るかどうか気持ちがぶれているコニー。あの惨劇を見たらそうなるよね…。
自分はどうしたらいいかアニに聞くコニー。
アニ「…あんたさぁ、人に死ねといわれたら死ぬの?」
コニーが死なねぇよと返すと、
アニ「なら自分に従ったらいいんじゃないの」
アルミンはそれを見てアニの優しさを見抜きます。
アルミン「アニって結構優しいよね。だって僕らに調査兵団に入ってほしくないみたいだし。憲兵団に入るのも何か理由があるんじゃないの?」
アニ「いいや。私はただ自分が助かりたいだけだよ。」
つまりアニの心情的に、コニーは死にたくないんだったら調査兵団入るのやめれば?え、アルミンはやっぱり調査兵団に入るの…?そうか…(´・ω・`)ショボンって感じなのね。
その夜、新兵勧誘式。どうでもいいけどアニメでは夜だったなー。夜の方が雰囲気が出ていい。
団長のエルヴィンが調査兵団のアピール。
この時アルミンは情報を出しすぎのエルヴィンの様子を見て何かの意図を感じ取ります。さすが賢い子アルミン
。
いつも使っていた南のトロスト区の扉からの出発はエレンが岩で塞いだので使えなくなったので、今度からは東のカラネス区から遠回りする出発に。
”トロスト区から4年かけて作った大部隊の行路も全てが無駄になってしまった。
そしてその4年間で調査兵団の9割以上が死んだ。
少なく見積もっても再び前回と同じところまで進めるにはその5倍の犠牲者と20年の歳月が必要になる”
さっきまで期待が膨らむ訓練兵たちもこれを聞いてみんなドン引き。私もドン引き。
しかも1か月後の壁外調査にも参加が決定しているという。
新兵が最初の壁外遠征で死亡する確率は5割ほど…。
これは確率高いっっ!!!
この惨状を知った上で自分の命を賭してもいい、人類のために心臓を捧げることができるのか…。
エルヴィンはここで調査兵団に入る人間を問います。
当然のごとくどんどん去っていく人達。
見ていて悲しかった。去るのは当然だとしても悲しい…。
この場に残る人も、去っていく人達の表情もみんな険しい。
ジャン(クソ…頼むぞ お願いだ 頼むからこれ以上…自分(オレ)のことを嫌いにさせないでくれ…)
マルコの件がなかったらジャンは予定通り憲兵団に行っていたんだろうに…。
マルコが強くしたんだなぁ。
if...の世界で、サシャやコニーが巨人に食べられるのを見るボロボロのジャン。
調査兵団に入るとは仲間のそんな光景を目にするかもしれないということ…。
やっぱ調査兵団に入りたい奴なんてまともじゃないよ★
残った人を見て、エルヴィンは新たな調査兵団として迎え入れます。
エルヴィン「これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!」
訓練兵たち「ハッ!!」
サシャはもう泣きながら返事。コニーはこの回の最初からずっといい表情です。
5巻で1番好きなのがこの新兵勧誘式。
みんな大好き(?)リヴァイの蹴りシーンを抑えての1位!笑
新兵勧誘式のシーンはアニメでもまたみたいなぁ。
残る人去る人、みんなの表情が良かった。
サシャとコニーは調査兵団になりたいと思ってあの場に残ったんではなくて、もう…しょうがないか…あ~あ…的な感じであの場に残ったのがまたいい!
これで巨人に対して怒りを覚えたからとか、正義感に燃えてとか、復讐心から…とかではそこまでだったかも。人間臭くて良かったなぁ。
マルコが亡くなってからジャンが勇気を出して変わっていくまたまた大きな一歩でした。
ジャンは結構嫌われ役のポジションで私はあんまり…だったんだけど(ごめんよ)人が強く変わっていく姿を見せてくれます。前巻では”調査兵団になる宣言”で、今回はその宣言通り調査兵団にちゃんと入ることが出来てます。
4巻の最後でも好感度上げてきたけど、今回もやってくれるね。
エレンやリヴァイを始め癖の強いヤツらがいるなか、ジャンはいい意味で普通の人^^
うーん、前にも少し出たけど奇行種って何なんだろう…、普通の巨人とどう違うのか…。
最後に出てきた女型の巨人も通常の巨人とは違うけど、こいつは賢い子アルミンによればエレンのように巨人の体を纏った人間だそうです。
さて、次巻アルミンはどうなってしまうのか…!?
ちなみにエレンやジャンは「オレ」リヴァイやライナーは「俺」だった。
6巻に続きます。