nanashiの一人語り

とりあえず適当に。

進撃の巨人3巻 ミカサの次はアルミンの番。

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進撃の巨人3巻 作者 諫山創

 

進撃の巨人3巻の感想いきます。

 

特別編  リヴァイ兵士長

第10話 左腕の行方

第11話 応える

第12話 偶像

第13話 傷

 

調査兵団兵士長、リヴァイの初登場回です。

後に主役を大きく超える人気の高さを持つキャラ。ワイもそのうちの1人。

 

部下の兵士の血だらけになった手を取り、話すセリフ。

 

リヴァイ「お前は十分に活躍した。そして……これからもだ。お前の残した意思が俺に”力”を与える。約束しよう 俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」

 

めっちゃいいセリフだけど、当時の私は「え~、この人本当にそんなこと思って言ってんのかなぁ」と、なぜか懐疑的なのでした。笑

ごめんね、リヴァイ^^

今なら彼が優しい人なのは充分存じ上げております。

 

 

調査兵団の説明があったのでメモ。

調査兵団とは、壁の外の探索活動が主な目的だが、ウォール・マリア陥落後は活動内容が異なる。陥落以降の活動は、来るウォール・マリア奪還作戦2回目の為の布石を打つ作業である。壁を破壊されたシガンシナ区へ大部隊が向かえるように、途中に点在する廃墟と化した町や村に補給物資をあらかじめ設置し、大部隊が移動する順路を作成する。

 

巨人になったエレンだけど逆に今までなぜならずにここまできたのかが謎。

また謎かいな…┐(´д`)┌

エレンは首にぶら下げていたカギを見てお父さんとの会話を思い出す。

 

グリシャ「エレン…この鍵を肌身離さず持っているんだ。そしてこの鍵を見るたび思い出せ…。いつか地下室へ行かなくてはならないことを…」

そういえばそんなこと言ってたけどお父さんどこにいるの??

注射のせいで記憶障害が起こるから今話してもだめらしい。

じゃあ紙に書いといて…あ、紙は他の人に見られるかもしれないからダメか…。

 

グリシャ「この「力」はその時役立つはずだ。使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう」

彼らってだれだよおぉぉ

 

 グリシャ「ミカサやアルミン…みんなを救いたいならお前はこの力を…支配しなくてはならない」 

 …お父さんはこの世界についてとんでもなく重要なことを知っていたみたい。

そしてエレンが巨人化できるのはお父さんにされた謎の注射によることっぽい。

 

すべてがわかる地下室…。巨人の正体もエレンの謎も…。

さっさと行って解決☆ってな訳にはいかんのだろうな。

 

そしてミカサに引き続き今回はアルミンの見せ場。

アルミンはエレンとミカサに引け目を感じていたけど、二人は全然そんなこと思っていなくて、ちゃんと対等な立場でアルミンを頼りにしていたのね^^自分がどんな役に立っているのかなんてなかなか分からないよなぁ…

 

巨人になれるエレンへの攻撃を止めるために、アルミンはエレンが危険な人物ではないことを説明をしていきます。

そしてその説明が筋が通ってるというか、分かりやすい。こういう所もアルミンの大きな武器だな。

 

それでも話が伝わらないという、残念なIQの持ち主だった隊長からエレンたちを助けてくれたのは、ドット・ピクシス司令。

”壁の中の南側の領土を束ねる最高責任者であり、人類の最重要区防衛の全権を任された人物”らしい。3人の命の保証もしてくれるそうで、とにかく権限持ちまくりの人。

話の分かる人でよかった^^

しかも巨人になったエレンが破壊された扉まで大岩を運んで扉をふさぐというアルミンの作戦も採用してくれる。

 

ピクシス司令が言うには、“巨人に支配される前、人類は種族の違うもの同士で果てのない殺し合いを続けていたと言われていた。その時に誰かが言ったらしい。もし、人類以外の強大な敵が現れたら人類は一丸となり争いごとをやめるだろう”。

これも伏線ですかね?こういうポロっとでた話がのちに重要になったりしそう。

 

ピクシス司令は集めた兵士たちにトロスト区奪還作戦の説明が始めるけど、壁の上からメガホンなしで届く声スゴオォオオ( ゚Д゚)!!

 

奪還作戦の話を聞いて、そんなのやってられらない兵士がチラホラ。みんな突然のこの緊急事態に、巨人になれる人間がいる話も聞かされ、上手く行くか到底わからない作戦を立てられて心がバラバラになっている…。

それをピクシス司令のお話がみんなの心を少しずつ丁寧に1つにまとめ上げていく様はまるでアルミンの話術がさらにパワーアップした感じでした。アルミンもいずれこんな立場になるのかしら。

 

巨人化できる事を知ったエレンは無事巨人化に成功するけど、鍛錬が必要みたいで暴走モードに。

この時の建物の破片でできた傷はこれからのミカサのチャームポイントになるわけだけど、わざわざ残すということはこの傷がいつか物語のポイントになる時がくるのかもしれない…。

 

みんなは作戦成功の要のエレンのために命を懸けて戦っているけど、肝心のエレンは家族と過ごす幸せな夢を見ちゃってます。

エレンよぉ…\(^o^)/

 

壁の外から中に入ってきた巨人はエレンに引き寄せられているようで、人間が囮に向かってもあまり食いつきません。

これはどういう理由なのやら。

必死にエレンに話しかけるアルミンで3巻終わり。

 

解明したことはあんまり無く、謎が増え続けていくばかりですな。

相変わらずグリシャは謎のまま、エレンは巨人化は出来ても制御は簡単なことではないようだし…。

とりあえずエレン、ミカサ、アルミンの新兵3人にピクシス司令という頼りになる存在が出現してくれて良かった。

 

あと、エレンが巨人に食べられて腹の中で巨人の理不尽さに嘆いたときの
“どうしてオレ達は奪われる…命も…夢も…”ってセリフが人間の無力感を感じれてなんか良かったなぁ。
”夢”が入ってるのがエレンらしくて好きです^^

 
 
4巻へ続く。